クイーン・エリザベス号乗船記③ 寄港地
ロイヤル・コート・シアター
船首に最も近い場所に、1デッキから3デッキを貫いた三層吹きぬけのシアター(劇場)があります。新築された歌舞伎座を思わせる1階と2階の一般席と有料になる3階ボックス席。正装した紳士淑女が、演劇やダンスショーや映画などを楽しむ公共の場所で,夜ごと,エンターテーメントが繰り広げられています。
クイーンズ・ルーム(ボールルーム)
船内中央部よりやや船首寄りに、2デッキと3デッキ吹き抜けのボールルーム(ダンスルーム)があります。昼は、ダンス教室が開かれたり、ピアノの美しい旋律に耳を傾けながらアフターヌーンティーを楽しむ場所であり、夜は,大勢の紳士淑女が、オーケストラの演奏と歌手の歌声のリズムに乗ってダンスを楽しむ場所です。ダンスの時間には、世界的に名の通ったプロの競技選手によるデモンストレーションもあります。なお、ダンスといえば、短時間ですが、11デッキでも、DJによるラテンダンスも楽しむこともできます。
グランドロビー
船内中央部付近に,1デッキから3デッキまでを貫いた吹きぬけの広々としたロビーがあります。正面には初代クイーン・エリザベス号をモデルにした寄木細工の壁画が飾られ、夜ともなれば,タキシードとドレスに身を飾った紳士淑女が散策し、ハープや弦楽器などの生演奏を楽しんでいます。古い海図のオークションが開かれるなどもしていました。
その他
フィットネスクラブ、ラウンジ、カフェ、カジノ,スパ、美容室、アートギャラリー(入札による買い受け可能),バー,デパートのロッツが入ったアーケード街、、プール等々があります。プールは、2か所にありますが、南欧の強い太陽の下で体を焼く男女の多いのには、驚きです。