使用者のための労働問題 賃金を過払いしたときは,次の賃金から控除できる
産業医(専従医・嘱託医)とは、企業等において労働者の健康管理等を行う医師(労働安全衛生法13)を言います。
判例も、産業医制度は、従業員の健康管理等のために設けられた制度(農林漁業金融公庫事件・東京地判平18.2.6)であると判示しています。
その産業医(医師)も、安衛規則14②で、
①厚生労働大臣の指定する者(日本医師会、産業医科大学)が行う研修を修了した者、
②産業医の養成課程を設置している産業医科大学その他の大学で、厚生労働大臣が指定するものにおいて当該過程を修めて卒業し、その大学が行う実習を履修した者、
③労働衛生コンサルタント試験に合格した者で、その試験区分が保健衛生である者、
④大学において労働衛生に関する科目を担当する教授、准教授、常勤講師又はこれらの経験者
に限られます。