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コラム

冬こそ気をつけたい『寒暖差アレルギー』〜寒いのが悪いのではない〜悪いのは急激な寒暖差【漢方的不調対策】

2021年12月17日

テーマ:花粉症対策

コラムカテゴリ:美容・健康

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『12月◯日の最高気温16℃・・・翌日の12月◯日の最高気温は8℃です・・・』

これは実際にこの原稿を書いている日の気温です。

16℃も最高気温があるのは12月にしては暖かく『今日は過ごしやすいなぁ』と感じると思います。

しかし、翌日は平年並、もしくは少し低いぐらいの気温です。最高気温が一気に半減するという急激な変化。

多くの方が冬場に体調を崩す原因は寒さと思っていると思いますが、実は寒さ以上に体調を崩す原因になるのが今日のテーマである急激な寒暖差です。

今回は

冬こそ気をつけたい『寒暖差アレルギー』〜寒いのが悪いのではない〜悪いのは急激な寒暖差

#漢方的不調対策


というテーマでお届けしたいと思います。

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今回は寒暖差にによる体調不良の中でももっとも多くの方が体験していると思われる症状

『寒暖差アレルギー』についてお届けしたいと思います。

今年も例年以上に日によっての寒暖差が激し日が続きます。

そんなときに増えるのが寒暖差アレルギーです。

代表は朝になるとくしゃみや水のような鼻水がとまらななどの症状

『モーニングアタック』

などと呼ばれる症状です。

この一見、花粉症にそっくりな症状、実はスギやヒノキなどの花粉が夜間床に落ちて朝になって影響がでるなどとも言われていますが、実は花粉やハウスダストなどとは関係なく症状がおこることがあると言われています。

それが一般的には『温度差・寒暖差アレルギー』とも言われることがある

『血管運動性鼻炎』(血管収縮性鼻炎)です。

簡単に症状が起こる仕組みを説明すると

血管が急激な収縮運動をすることでアレルギーにそっくりの症状が現れることがわかっています。

例えばこんな症状です

・温度差の激しい早朝に咳き込んだり、鼻水がたくさん出る

・冬の暖かい部屋から外に出たり入ったときや、逆に夏にクーラーのきいた部屋に出たり、入ったりしたときに鼻水がでたり、咳が出る

・冷たい飲み物を飲んだり、アイスを食べたあと咳き込む

このような症状はまるでアレルギーのような症状ですよね。

こうした症状はアレルギーのような症状ながらアレルギー反応がまったく関係していないので花粉症などのアレルギー症状と間違えられることがよくあります。

【血行不良と鼻炎などアレルギーとの関係とは?】

鼻炎などのアレルギー症状と血管の収縮運動、そして血行不良は大変な関わりがあることをみなさんご存知でしょうか?

鼻づまりは鼻粘膜のうっ血(血行不良)が原因の一つです。

お風呂に入ってカラダが温まり、鼻粘膜の血行がよくなると鼻づまりが取れる、そんな経験をした方も多くいらっしゃると思います。

実は多くの方がお悩みの花粉症も原因は花粉だけでなく、2〜4月という春先は真冬以上に日によっての気温差が大きいため、花粉によるアレルギー反応だけでなく、寒暖差アレルギーによる症状も加わるので大変なのです。

なので、見方をかえると、寒暖差に強い体づくりをしておくことは冬場の健康管理だけでなく花粉症などのアレルギー症状の改善にも繋がるのです。

【寒暖差に強い体作りのための養生法】

ここからはそんな寒暖差に負けないための養生法をお伝えしていきたいと思います。


1)血流改善

まずは「血行促進・血流改善」です。もっとも大切といえる養生です。

なぜならば血流が悪いと当然ですが粘膜がうっ血して鼻炎になったり体温調節が上手く行かないので寒暖差アレルギーを起こしやすい体質になります。

血行不良の場合はタイプ別で様々な養生があります。以前のnoteの記事でもご紹介をしているので今回は簡単にご紹介します。

中医学的には

・カラダが冷えて血行不良

・ストレスで血行不良

・食べ過ぎ飲み過ぎで血行不良

・血液不足で血行不良

・元気不足、体力不足で血行不良

大雑把に分けてもこれぐらいの種類があります。

気になる血行不良の原因が一つはあると思いますので、寒暖差アレルギー意外の気になる症状、ご自分の生活習慣、食習慣などを見つめ直してまずは血行不良の原因から改善していきましょう。

2)皮膚粘膜強化

そして2つ目は「皮膚と粘膜強化」です。

寒暖差によって負担がかかる場所は空気に常に触れている場所

皮膚粘膜です。

体温調節には当然ですが皮膚や粘膜が大きく関わります。

漢方では次の『衛気』のところでも触れますが、皮膚や粘膜の弱い人は

『カラダのバリア機能』

が弱いと考えるため(外気との接点なので)

寒暖差にも弱い一面があるので外気と触れる接点である皮膚や粘膜を強化することがとても大切です。

アレルギー症状が皮膚や粘膜に一番多く出ることを考えても

(蕁麻疹・アトピー性皮膚炎・目のかゆみ・涙目・鼻炎・喘息など)

皮膚や粘膜という空気と触れるところの血流を改善し、食養生的には皮膚や粘膜を強化するミネラル分が抱負な海藻類や野菜などをしっかり摂取しましょう。

とくに一番目でも紹介した血流はこの粘膜とものすごく繋がりがあります。

粘膜はウイルスや細菌、アレルゲンがカラダの中に侵入してくる入り口です。

その入口を保護してくれる

『粘液』

は実は毛細血管よりにじみ出てきます。

なので血行不良だとこの粘膜を保護する粘液がしっかり出ないため、粘膜がむき出しとなり感染症やあれるぎー、寒暖差にも弱い粘膜になってしまいます。

次回も寒暖差アレルギー対策についてお届け致します。

この記事を書いたプロ

早川弘太

漢方と健康相談のプロ

早川弘太(株式会社 沢田屋薬局)

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