コラム
漢方でスキンケア~肌は内臓の鏡~その3
2011年10月7日 公開 / 2014年6月4日更新
漢方や中医学の知恵をスキンケアに生かせるように・・・ということでお伝えをしております。まずはお肌の基礎知識をお伝えしております。
シワにもシミにも乾燥にもたるみにも・・・・
原因ありて結果あり。
原因をしっかり確認することで対策が可能です。
まずは原因を考えるところからお伝えしています。
前回は「シワ」についてお伝えを致しました。
今回は「乾燥」
秋は中医学理論である陰陽五行説では「燥」にあたり乾燥に注意しなければいけない時期。
夏の湿った空気から秋冬の乾燥した空気に変わるこの時期はとくに注意が必要です。
今回も加齢から来る「内因性」の原因と外因性の原因でご紹介をしたいと思います。
そもそも乾燥肌とは・・・・
乾燥肌とは角質の水分含有量が低下することによって肌の表面が乾燥した状態をいいます。頻度の高い乾燥性皮膚疾患としては、老人性乾皮症(いやな表現ですね・・・)やアトピー性乾皮症があります。
乾燥肌の内因性(加齢)の原因
・皮膚水分量の低下
・女性ホルモンの低下
など
外因性の原因
・湿度の低下(空気の乾燥)
このような原因があげられます。
乾燥肌は前回ご紹介した「シワ」にも繋がる大変危険な状態です。
~角質水分量の低下やそれに伴う角質層が肥厚化(簡単に言うと角質層は厚ぼったくなるような感じでしょうか)により、皮膚の柔軟性が失われます。このような原因で表面に浅いシワができやすくなったりします~
僕は現在30代ですが、20代の頃と比べると確実に肌の乾燥を感じます・・・(汗)
20代の頃は「スキンケア??なに言っちゃっての??」というくらい本当に何もしなくても肌の乾燥を感じませんでした。が、、、、
30代に突入すると少しづつですが、顔や肌に乾燥を感じるようになりました。どんなに体のケアをしていても人間、歳をとることは避けられません。
肌は内臓の鏡
このシリーズの最初にお伝えしたことを覚えていますか?(ご覧になってない方はぜひ御覧ください~)
肌は本当に差が出ます。
「若く見える」
「老けて見える」
この一番の違いは当たり前ですが、「お肌の質感」です。
このコラムを読んでくれている方や、当店のお客様にはぜひ、
「綺麗」ではなく
「美人」
を目指していただきたいです(^^ゞ
綺麗はお化粧で作れますが、美人は体の内側から作られるもの。
さわたや薬局ではそんなお手伝いもしております。
次回もちょっと乾燥肌についての続きをご紹介したいと思います。
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