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折本徹

入国管理局の在留資格申請手続きをサポートする行政書士

折本徹(おりもととおる) / 行政書士

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コラム

留学生の就職活動で知っておきたい!留学生就活サポート

2015年4月17日 公開 / 2021年9月18日更新

テーマ:外国人材の雇用と活用

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 留学行政書士 相談

留学生の就活のお手伝い

留学生の就職活動で知っておきたい!!
留学生就活サポートをするために、留学生に役立つ情報を書いています。

「折本徹行政書士事務所は下記のサポートをします。
会社に入国管理局の申請手続きの説明するとき同行します。
入国管理局への在留資格手続きをいたします。」

留学生を就職しやすくするための新たな在留資格が誕生します。
続きは、
http://mbp-japan.com/tokyo/orimoto/column/5024299

留学生は、就職対象に日本の中小企業に目を向けよ!
中小企業の就職情報
就職じゃぱん
http://www.syusyoku-japan.jp

中小企業の情報
元気なモノ作り中小企業300社(採用の有無については、直接、問い合わせしてください)
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/monozukuri300sha/

東京しごと財団
http://www.shigotozaidan.or.jp

経済産業省「グローバルニッチトップ企業100選」(採用の有無は、直接、問い合わせてください)
「グローバルニッチトップ100選」選定企業一覧をクリック
http://www.meti.go.jp/press/2013/03/20140317002/20140317002.html

若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業(厚生労働大臣が認定)
「では、どういう中小企業が認定されているか?」は、
下記のページにアクセスして、検索してください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000100266.html

行政書士の折本徹と申します。
実は、私もサラリーマンをしていた時期があり、大学4年生の頃、
就職活動はしていました。
当時、インターネットも携帯電話も無い時代なので、就職活動用の雑誌から、
資料請求して会社案内を送ってもらったり、
電話をして就職説明会の日程を教えてもらい参加して、活動を進めていた、と記憶しています。
ここ数年のような、「就職活動って大変だなぁ」と感じるような活動ではなく、
今思えば、牧歌的な活動でした。

留学生が就職先から内定をもらったら、
「留学」「(就職活動用の)特定活動」から、「技術・人文知識・国際業務」へ
在留資格変更をしなければならないのですが、
行政書士を開業してから、変更申請に携わるようになりました。
感じたのが、留学生の中にも、いわゆる就活エリートの学生もいるし、
就職活動をあきらめた学生もいる、ということでした。
日本で就職できず帰国して、日本で学んだことを活かして就職できれば
良いのだけれど、もったいない感じがします。
又、日本国内の中小企業も、若い人が採用できず、採用をあきらめてしまう
と聞いたこともあり、もったいない感じがします。
いわゆる就活エリート留学生は、就職先を見つけてしまうだろうから、
(自分の経験は棚に上げますけど)
就職活動をあきらめかけそう、という留学生向けに書いています。

上田晶美さんが書いた「ちょっと待ったその就活!」によると、
就職活動の流れとして、
プレエントリー
エントリーシートの提出
筆記試験
グループディスカッションや面接(複数回)
最終面接
内定

企業が求める人材として
基礎学力・知識と能力・人間力
が高い人
更に
潜在能力より即戦力の傾向が増えてきた
(じっくり社内で育てるより、すぐに現場に出て仕事ができそうな人)
社会人基礎力のある人
(・疑問を持ち考えぬく力
・一歩前にふみだし、失敗しても粘りづよく取組む力
・色々な人々とともに目標に向けて協力する力)
あいさつがキチンとできる人
が求められているとのことです。

就職活動が上手く人として
・大学生活が充実していた人
・早くから志望業界が見えている人
・コミュニケーション力がある人
の傾向があるそうです。

尚、このページは
履歴書の書き方、自己分析の仕方、筆記試験で高得点をとる方法
は、書いていませんので、それに即した書籍等を読む、
又は、学校の就職指導の先生にアドバイスしてもらってください。

私の雑感として、
1 日本の会社で働くということ
 ともかく、日本の商習慣になれなければなりません。
 又、その会社のルールを守らなければなりません。
 約束の時間を守る人、上司や先輩の指示されたことに素直に仕事をする人
 が好まれます。
 日本の場合、多くの会社は、最初から責任のある仕事はまかさないです。
 小さくても、コツコツと実績を上げていけば、責任のある仕事がまかされます。
 実績が出てくれば、会社内での発言は尊重されるようになります。

2 働きたい会社がある、志望業界・業種がある、志望の職種がある
 就活では、ある程度こだわった方が良いと思います。
 それに向かってスタートすれば良いです。キチンと研究しましょう。
 採用後、志望職種につけるか、どうかですが、希望どおりにならない可能性もあります。
 社内研修、ジョブローテーションなどで適材適所が判断されるからです。

3 どういう会社でどういう仕事をすれば在留許可になるのかがわからない
 在留許可には、色々な要素があります。
 仕事については、専門職・即戦力が許可要件ですが、
 留学生の場合、即戦力は難しいです。
 ただ、専門知識の素養があることは大事だと思います。
 
4 何をしたいのか、わからない
 ある意味、「わからない」のは当然だと思います。
 専門的な仕事で、どういう仕事ならできそうか、どういう仕事なら頑張れそうか、で見つけることも、一つの方法でしょう。
 それも無いときは、業界の研究をすることです。
 日本はモノ作りの国なので、
 化学業界、金属製品業界、機械器具業界の製造業の業界研究やその業界に属する企業の研究を勧めます。
 「へぇー、これは凄いな」と感じる企業がありますし、
 素晴らしい中小企業に出会えると思います。
 有名な会社、大きな会社にこだわることはないです。
 又、仕事も技術者・研究者だけではなく、法人営業、経理、法務もあると思います。
 
5 学生時代どういうことをしてきたのか
 「勉強してきました」が良い、と考えます。
 アルバイトにしても、どのような苦難を乗り越えてアルバイトをしたのか?
アルバイトの仕事をしたなかで、自分なりに問題提起をして、どのように粘り強く解決したのか?
 そして、良い結果になったことを、伝えると良いかもしれません。

6 子供のころの日本との繋がり
 どうして日本に留学しようとしたのか?
 留学した後、どのような夢を持っていたのか?
は原点回帰なので、思い起こしてください。
 それによって、就職したい業界が見つかるかもしれません。

7 キチンとした挨拶、ハキハキした口調、敬語や丁寧語
 多くの社会人は、キチンとした挨拶、ハキハキした口調、
 敬語や丁寧語を使いながら話す人に、良い印象を持ちます。
 小さい声でボソボソ話すと、良い印象はもたれないです。
 日本語に自信が無くても、恥ずかしからずに、元気に話しましょう。
 
8  ゼロからビジネスモデルを立ち上げるタイプなのか、
 それとも、そのビジネスモデルを継続できる仕組みにするタイプなのか
 ゼロからビジネスモデルを立ち上げるタイプは、行動力がある、創造力がある、リーダーシップがある、
  と思われるかもしれません。
  継続できる仕組みにするタイプは、思考力があり、諦めず耐え忍ぶ、継続力がある、
  と思われるかもしれません。
  会社は様々な人材を求めています。
  創造力が豊かな人材だけではなく、手堅く物事を進める人材も求めています。

9 自己主張すぎてはダメなのか、控えめの方が良いのか
 外資系企業は、野心的な人を好むかもしれません。
 日本の企業では、出しゃばる人は好まれず、控えめを好むかもしれません。
 でも、会社の求める人材によって違ってくると思います。

10 面接官が求めそうな回答をした方が良いのか、演じたほうが良いのか
 面接官は経験豊富な人達なので、自分のありのままの姿を判断してもらった
 方が良いです。
日本人の傾向として、努力家や自己犠牲のできる人を好みます。
 
11 中小企業にも優良会社はあるので目を向ける
  「えっ」と驚くような優良な会社、将来発展しそうな会社がありますので、
  大きな会社、有名な会社にこだわることはないです。
  又、直接、消費者に商品やサービスを売る会社(B to C 企業)は、
広告を出稿しますので、世間的に名が知られるようになります。
  しかし、消費者ではなく、会社としか取引をしない会社(B to B 企業)は、
幅広く広告をだすことがないので、世間的に知られていない会社が多いです。
  実は、中小企業は、このような B to B 企業が多いです。

12 中小企業はブラック企業が多いのか?
 中小企業はワンマンな社長が多い傾向があります。
 仕事が好きだし、労働時間が長いことも気にしないでしょう。
 それを社員に押し付けてしまう傾向があることや、
自分や親族を優遇する傾向もあり、
社員のやる気を削ぐこともあるので、ブラック企業と誤解されてしまうのかもしれません。
 でも、多くの中小企業は、採用した社員を大事にし、組織の歯車のような扱いをしないこともあるので
  案外、ブラック企業は多くない、と思います。

13  外国人材による、日本の生活及び就労の魅力度評価について、興味深いアンケートを紹介します。
「外国人労働調査」を2015(H27)年に、
一般社団法人日本国際化推進協会が実施しました。
回答者は819人
内、日本で働いた経験あり 554人
内、日本企業で働いた経験あり 447人
内、日本で働いた経験無し 174人

その地域の内訳が
東南アジア244人、米国・カナダ223人、
欧州146人、東アジア73人、
ラテン米・カリブ45人、オセアニア42人、
その他46人
のアンケートです。

日本に住むことに魅力有り、と答えた人は、全体の約83%
でも、
日本で働くことに魅力を感じない、と答えた人が、全体の約51%

・日本企業に対するイメージの上位5つ
(非常に賛成、やや賛成の回答)
序列が強い
男性支配
残業が多い
固い
職は安定

・就職にあたって欲しい情報の上位5つ
(複数回答)
労働時間
任されるタスク
評価の基準
コミュニケーション
要求される日本語のレベル
その他として、賃金・福利厚生・ボーナス・休み・有給休暇の明記
多くの女性からは、妊娠の時の対策 など

・日本企業への入社阻止要因の上位5つ
(複数回答)
長時間労働
コミュニケーション様式、
評価方法
遅い昇進
要求する日本語レベル
その他として、外国人差別、言葉の壁、女性差別 など

・日本企業で働いたことがある人による入社後の困難の上位5つ
(複数回答)
長時間労働
外国人差別(昇進、冷遇、福利厚生など)、
社内コミュニケーション様式
遅い昇進
評価基準
その他として、フレキシビリティの無さ、変化に対する抵抗感、
女性への差別など
外国人だけではなく、日本人でも感じている項目が上位に入っています。

[まとめ]
こうして見ると、
・キャリアパスや仕事の評価方法が不明確であること
・経営者あるいは上司、社内でのコミュニケーションが取りにくいこと
・長期雇用/年功賃金に伴う課題があること
・仕事範囲が不明確であること
・長時間労働であること
の課題が浮かび上がります。
(上の2つについては、それが外国人差別と感じているのかもしれません)
採用側が、このような課題に積極的に取り組んでいるのか、どうか?も、
目安になりますね。
臆せず、質問してみましょう。

14  中小企業の就職情報

元気なモノ作り中小企業300社(採用の有無については、直接、問い合わせしてください)
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/monozukuri300sha/

東京しごと財団
http://www.shigotozaidan.or.jp

経済産業省「グローバルニッチトップ企業100選」(採用の有無は、直接、問い合わせてください)
「グローバルニッチトップ100選」選定企業一覧をクリック
http://www.meti.go.jp/press/2013/03/20140317002/20140317002.html

若者雇用促進法に基づく新たな認定制度が平成27年10月1日からスタート。
若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業(厚生労働大臣が認定)。
これらの企業に対して情報発信を後押しすることなどにより、
企業が求める人材の円滑な採用を支援し、若者とのマッチング向上を図ることが目的。
「では、どういう中小企業が認定されているか?」は、
下記のページにアクセスして、検索してください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000100266.html


<認定基準>
1 学卒求人※1など、若者対象の正社員の求人申込みまたは募集を行っていること※2
2 若者の採用や人材育成に積極的に取り組む企業であること
3 下記の要件をすべて 満たしていること
・「人材育成方針」と「教育訓練計画」を策定していること
・直近3事業年度の新卒者などの正社員として就職した者の離職率が20%以下
・前事業年度の正社員の月平均所定外労働時間が20時間以下
 または週労働時間が 60時間以上の正社員の割合が5%以下
・前事業年度の正社員の有給休暇の年平均取得率が70%以上
 または年平均取得日数 が10日以上
 直近3事業年度において、男性労働者の育児休業等の取得者が1人以上
 または 女性労働者の育児休業等の取得率が75%以上※3
4 右の雇用情報項目 について公表して いること
・直近3事業年度の新卒者などの採用者数・離職者数・男女別採用者数、35歳未満 の採用者数・離職者数
・研修内容、メンター制度の有無、自己啓発支援・キャリアコンサルティング制度/社内検定などの制度の有無
 とその内容、平均勤続年数、役員・管理職の女性 割合
・前事業年度の月平均の所定外労働時間、有給休暇の平均取得日数、
 育児休業の 取得対象者数・取得者数(男女別)
5 過去3年間に新規学卒者の採用内定取消しを行っていないこと
6 各種助成金の不支給措置を受けていないこと
7 過去1年間に事業主都合による解雇または退職勧奨を行っていないこと
8 重大な労働関係法令違反を行っていないこと 等
※1 大卒等求人については、「既卒3年以内の既卒者の応募可」であることが必要。
※2 正社員とは、直接雇用であり、期間の定めがなく、
   社内の他の雇用形態の労働者(役員を除く)に比べて高い責任を 負いながら業務に従事する労働者をいいます。
※3 男女ともに育児休業等の取得対象者がいない場合は、育休制度が定められていれば可とします。
   また、「くるみん認定」 を取得している企業については、
   くるみんの認定を受けた年度を含む3年度間はこの要件を不問とします。

15 覚えておこう! 就活に役立つ、若者言葉とビジネス言葉の言い換え
若者言葉は、採用担当者にとって、不快と感じることがあります。
就職後は、顧客、上司、先輩社員と接することになりますが、
中には、不快と感じる人もいるでしょうから、覚えておきましょう。

日本経済新聞社クロスメディア営業局の発表から
僕X わたくしO
すごいX 大変、とてもO
ちょっとX 少々O
バイトX アルバイトO
2コ上の先輩X 2つ上の先輩O
私的にはX 私としてはO
-っていうかX -よりもO
マジでX ほんとうにO
すみませんX 恐れ入ります、申し訳ございませんO
了解しましたX かしこまりました、承知しましたO
逆にX かえって、むしろ、一方でO
一応X 念のためO
普通に(おもしろい)X とても(おもしろい)、期待通り(おもしろい)O
なにげにX なんとなく、実は、本当はO
(同意を期待する)-じゃないですかX -なのですがO

普段から、意識して使っていないと、とっさには、でてこないです。


当事務所は下記のサポートをします。
会社に入国管理局の申請手続きの説明するとき同行します。

「この会社に就職したいな」と思っても、
先方が「入国管理局への手続きがわからないから」とまよっていることが、
あると思います。
説明ができないので、結局、どうしようもなかった、ことがあると思います。
このような場合、私が、あなたと一緒に行って、会社側に、入国管理局の申請手続きを説明いたします。
もちろん、先方の会社の了解が必要です。
あなたの代わりに、それとなく、色々と聞いてあげることもできますし、
少なくとも、あなたよりも、日本で長く生活しているので、
「こんな感じの会社なのだろうなぁ」と感想を聞かせてあげることもできます。
尚、首都圏のみとさせていただきますし、就職先を紹介するわけではありません。

報酬としては、5千円程度です。
内定された後の資格変更申請の手続きを依頼してくだされば嬉しく思います。
(着手金3万円から、許可になったら成功報酬3万円から・印紙4,000円)
依頼されなくても、将来、結婚相手の招へい、ご自身の転職や永住者等々の申請のときに、
依頼してくれれば嬉しく思います。

留学生の就職活動・企業分析
http://mbp-japan.com/tokyo/orimoto/column/1348190

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