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寺田淳

シニア世代が直面する仕事と家庭の問題解決をサポートする行政書士

寺田淳(てらだあつし) / 行政書士

寺田淳行政書士事務所

コラム

マイナポイントとは?

2020年2月26日 公開 / 2021年3月2日更新

コラムカテゴリ:くらし

 

【今日のポイント】

 前回のコラムで触れた「マイナポイント」について、現時点で公開されている情報から主な点を紹介します。
文末に当該のサイトにリンクを貼りましたので、詳細について、また今後の推移についてはこちらを参照して下さい。

【マイナポイントとは?】

 冒頭でも述べましたが、導入時期は今年の9月からの予定となっています。今後内容に修正や変更が入る余地は十分あると思えますので、あくまでも現段階で想定されている内容についての紹介という事になります。

 内容自体は、マイナンバーカード保有者が大前提で、その方がキャッシュレス決済を利用して前払いをすると、「マイナポイント」という新制度の適用を受けられ、なんと25%還元されるというもの!というシンプルな内容となっています。

 身近な事例では、Suicaチャージで、仮に2万円の上限いっぱいまでチャージをしたらその25%に当たる5千円が、マイナポイントとして付与されることになるのです。従来の還元率から見たら桁違いの還元率と言えますね。

【申請方法は?】

 当然ですが、9月になれば自動的にポイントの対象になる事はありません、まずなマイナンバーカードの申請をして、取得することから始まります。マイナンバーカードの取得後は以下のような流れになります。

1)マイナポイントを予約する。
 マイナポイントを予約することで、「マイキーID」というIDが設定されます。予約は既に受け付けていますので、早めの予約をお奨めします、サイトによりますと、「予約者数が予算の上限に達した場合、マイナポイントの予約を締め切る可能性があります。」と掲示されています。予約自体は既に受け付け中で、各自治体で予約を受け付けているようです。気になる方はお住まいを管轄する自治体に確認して下さい。
2)マイナポイントの申し込み。
 マイナポイントを予約し、マイキーIDを設定済みの方は、2020年7月から2021年3月末までの期間に、「お好きなキャッシュレス決済サービスを1つ選択」することになります。
3)マイナポイントの取得。
 取得期間は2020年9月から2021年3月末までで、先の申し込み時に選択した決済サービスでチャージや購入した場合に決済事業者からポイントが付与されます。

【キャッシュレス決済サービス対応事業者は?】

 サイトでは2月19日現在の情報として23事業者の一覧が掲載されています。主だったものでは「JR東日本のSuica」ポイント名は「JREポイント」、「NTTドコモのd払い」ポイント名は「dポイント」といったものがありました。当該のサイトにリンクを貼りましたので、参照して下さい。

【マイナポイントの予約】

 マイナポイントの予約をすると、何かの問合せ時に使用することになるマイキーIDが発行されます。
個人で利用する場合は、パソコン(他に公的個人認証サービス対応のスマホからでも可能)、公的個人認証サービス対応のICカードリ-ダライターを用意します。「マイナポイントの予約」ボタンを押して手続きを開始します。
 また発行には「マイキーID作成・登録準備ソフト」のインストールが必要になり、パソコンの動作環境としてOS、ブラウザに一定の環境が求められています(前者はMicrosoft、Windowsは7、8,1、10で、後者はExplorer11)
 ちなみに、スマホの場合はAndroidの場合は、対応機種の確認後にGooglePlayから「マイナポイント」アプリ「JPKI利用者ソフト」のインストールを、iPhoneではAppStoreで「マイナポイント」アプリをインストールします。

 一部の自治体ではマイキーIDの設定支援を行っているとありますので、気になる方は管轄自治体にこの点の確認をお願いします。

 以下に当該のサイトにリンクを貼っています。
マイナポイントについて

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