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白石光彦(しらいしみつひこ) / 漢方薬剤師

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コラム

『漢方と花粉症』漢方スクール 大阪市 難波 光る堂

2021年2月18日

テーマ:漢方養生法

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 花粉症 対策冷え性改善花粉症 食べ物

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こんにちは!光る堂のみっちー先生こと白石光彦です。

そろそろ花粉症の季節がやってきますね。今年は花粉も多いみたいなので要注意です。

花粉症

漢方で花粉症のポイントとなるのは「水毒」と「腸内環境」です。

冬は「閉蔵の季節」と言われ、蔵を閉じるように余分な水分や脂肪、老廃物なども蓄えてしまいます。

それを発散するのが「発陳の季節」の春です。

その時期に花粉などが引き金になって余分な水分を過剰反応して排泄するのが花粉症です。

だから水みたいな鼻水が出るでしょ?

花粉症ってある意味デトックスなんですね。

そういうわけで漢方薬では余分な水分である「水毒」を取り除く「小青竜湯」をファーストチョイスとして使います。

で、効きます。めでたしめでたし。

でもないんですね。


実はこの「過剰反応」という部分が問題で、ようはこの方は反応しやすい「アレルギー体質」ってことなんです。

つまり水毒を取り除くのは表面上のことで、根本的にはアレルギー体質を改善しないと完治には至らないんですね。

ようするに「対症療法」と「根本療法」ってことです。

漢方では「標治」と「本治」という言葉を使います。


で、その本治であるアレルギー体質の改善が「腸内環境」です。

腸の中が汚れていると体は毒素を吸収することになり、それも肝臓で処理できる範囲ならいいんですが、それを越えてしまうとどうかして排泄したい。

そして皮膚から排泄するとアトピー、気管支が弱い人は喘息、粘膜が弱い人は花粉症。そんなイメージです。

花粉症はそれに水毒による冷えが加わった感じですね。

腸内フローラ

ですから花粉症の本治としては、そもそも冬の間に体を冷やすようなものは摂らない。

水分の摂り過ぎやサラダ、フルーツなども冷やします。塩や砂糖など味の濃いものも水を蓄えますね。

その上で食事は洋食よりも体になじみやすい和食中心にしする。

さらには「酵素断食」で腸の大掃除をするのもおすすめです。


そういうわけで今日は花粉症から漢方の「標治」と「本治」の話までしました。

もって詳しく知りたいって方はぜひオンライン漢方スクールにお申込み下さいネ。

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それでは今日はこんなところで。

またお会いしましょう!
See You Next!Bye!


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