緊急事態再延長について

2021年3月10日

テーマ：街の薬局から日本の医療を変える！

コラムカテゴリ：医療・病院

コラムキーワード：免疫力アップ、感染症対策、漢方薬　効果

リバウンドが怖いから緊急事態の延長っておかしい。

緊急事態宣言って、危機的状況でどうしようもないから社会生活を犠牲にしてでも人の接触を減らし、とりあえず現状をどうにかする一時的な処置であるはずだ。

人の接触を減らせば感染者数も減る。接触が増えれば感染者数もまた増える。

それだけのことだ。

社会生活の犠牲という副作用を伴うだけに延々とやるものではない。

そもそも東京で重症者50名って危機的状況だろうか？

感染の増加が落ち着いた今やることはまずは医療体制の再構築。

世界一の病床数を誇る日本の医療がこの程度の感染者数で医療崩壊とかいうのがおかしい。

これはシステムの問題で、少々の危機があっても耐えうるだけのシステム作りを早急に進めるべき。

もう一つは国民的な健康づくり運動をブームにしたい。

今回のコロナでも同じところに行っても感染する人としない人がいる。あるいは重症になる人もいれば症状が出ない人もいる。

その差は免疫力だ。

日頃から免疫力を高める健康づくりを国民的な運動にして欲しい。

実は以前も「健康日本21」という健康づくり運動があった。メタボ検診というのがそれだ。

だけどなぜかうやむやになってしまった。残念なことである。

生活習慣病がもっと減っていれば重症者も減り、医療のひっ迫も免れるというのに。

今こそ新たな健康づくり運動を始める時である。

コロナで社会生活を犠牲にしたこの反動は大きいと考える。

今でもコロナ太りやコロナうつがあるが自殺の増加をはじめ、これからいろいろな弊害が表面化してくるだろう。

それらを少しでも未然に防ぐため、あるいは医療費の増加による本当の医療崩壊が始まるその前になんとか手を打つべきだ。

だけど国は動かないだろうから民間で出来るだけのことはやっていこう。

私は漢方の知恵をもっと知ってもらうためにこれからも発信していく。

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