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Mariko Murakoshi 

夫婦の問題を解決する専門家

Mariko Murakoshi (まりこむらこし)

Re婚かうんせらぴー

コラム

不倫=自己中心

2019年4月3日

テーマ:夫婦は話し合ってはいけません

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 不倫 慰謝料

今日は 改めて不倫は自己中心的…いわゆる自己チューだと言う事を説明していきたいと思います。

究極を言えば、人間は自己中な生き物です。
誰も、最初から人の事を最優先では考えません。
自分の事がまずは最優先で その安全?が担保されてから、初めて人の事を思いやれるのです。

では、不倫や浮気の場合は 「自分の安全」とは何の事でしょうか?

それは不倫をする時にまず第一が「ばれずに行う」と言う事です。
そしてばれない内は、それが出来るだけ、長く続ける事を目標とします。

そこには目標や、目的などというしっかりした指標はないのです。
不倫を行う事が、正直言えば楽しいので、楽しい事は出来るだけ長く続けばいいと考えています。

言い換えれば「いけるところまで行きたい」と言う事です。

だから、不倫をした夫に、「どんなつもりでしていたの?」と聞いたところで恐らく答えは
「解らない」と言うことです。
それはごまかしでも、嘘でもなく、「不倫をして、これからどうするか?」なんてしっかりした事は何も考えて無い。
成り行き任せで、行き着くところまで行きたい・・・・もっと言えば この先どうなるかは分からないけれど、たのしい夢はできるだけ長く続く事を願っているだけなのです。

離婚をしたくて浮気をする夫はいません。
つまり、その先が分からないから楽しいのです。

それを妻に言葉で説明を求められると明確に説明できる事はないし、本心は「行き着くところまでいけば、そこでまた、考える」なんて都合のいい事なんて、言えないのです。

妻にすれば、どういうつもりで浮気をしたか?その時家庭や家族の事は、どう考えていたのか?知りたいだろうけれど、そんな自分勝手な事、言葉で説明できるはずがないのです。

だから、妻が分からないから、説明を求めたところで、「楽しかったから、家族の事は眼中になかった」なんて説明しても、とうてい理解してもらえるものではないと考えているので、
その答えが「解らない」となるのです。

精いっぱい説明できたところで「魔が差した」と言う事です。
妻は夫に浮気をされて、不安で仕方がないから、言葉で答え合わせをしたがりますが、とうてい妻が納得できる答えはありません。

要は浮気や不倫は自己中なのですから、家族の事は考えてないのです。
それでも妻の質問の意図は「家族の事をどう考えていたか?」の答えですから、もし夫が自分の事しか考えて無かった、なんて言おうものなら、またしても、「なんで家族が有りながら、自分の事しか考えてないの?」と妻の質問という詰問は続きます。

いいですか。
浮気をした人間の理由なんて、下らない自己中な事なのです。
それを言葉で説明を求めるから、妻の人格を否定して、夫のしたことを正当化するしかなくなるのです。

言葉で、答えを求める・・・・・これを話し合いと言います。
言葉で話し合った結果、ヒートアップする事・・・・・これを夫婦喧嘩と言います。
夫婦喧嘩が決裂する事・・・・・これは別居や離婚の入り口になります。

何度も言いますが、不倫や浮気をする男性が「離婚しよう」と思って始める人はいません。
出来れば妻にばれずに、浮気相手も傷つけず、長くこの楽しい時間が続く事を願っています。

それでも、人間は悪い事は出来ないもので、どこかしら、浮気はばれてしまいます。
そうしてばれたら、妻が「話し合い」と言う事で妻が浮気した夫の心情を聞きたがります。

こんなことを聞いても、理解できるはずがない。
何故なら、妻は浮気をしない星の住人で、違う星に住んでいる夫の事は理解できません。

聞いたところで、妻の考えは、「浮気は許されない悪い事」という定義ですから、夫の「すでにやってしまった事」は、どうやって、反省させてやろうか、と言う事ですから、質問は
何故浮気をしたの?何故家族の事を考えなかったの?お金の無駄使いは、家計の事はどう考えていたの?と、質問責めにしても、そこには自分の事しか考えていない、自分勝手な自己中考えしかない宇宙人なのです。
つまり違う星の宇宙人は、自分の言語で物を考えていますから、妻への説明に言葉がありません。
「ワ、レ、ワ、レ、は・・・・(喉仏を叩きながら言う)」と説明してくれる宇宙人は、まだ親切な方で、(だって我々は、日本語ですから)
不倫をする夫と、不倫はしたことがないという人同士は、違う星の生き物で、共通認識はないのです。

結果的に、不倫をする人は、自分の事しか考えてない。
その時に、妻の私の事を、どう考えていたの?と問うたところで、正直な話妻の事は考えていません。

それなのに、妻が一番に考えている事。
それは、「妻にばれたから、浮気はやめるもの」と思い込んでいます。
何故なら、夫は妻の事を尊重していると考えているからです。

でも、思い返して下さい。
夫は日ごろから、妻の貴女大事にしてくれていましたか?
そして、貴女も夫の事を大切にしていましたか?

もしかして、日ごろから夫とは、何となく上手く行ってなくて、
何なら、一番した子供が出来てから、何年もセックスレスで・・・・・
なんて夫婦だったら、夫が楽しいセックスを求めて、余所見をするのは仕方がないのです。

そんな心身ともに、離れた夫婦でありながら、浮気がばれた途端に、「妻の事を慮って」
なんて事にはならないのです。

妻に浮気がばれたら、それをすぐに止めるもの・・・・それは、妻の勝手な定義です。

妻も夫に浮気をされて傷ついている事は良く分かります。
そして夫の浮気に起因する自分たち夫婦のこれまでを原因を振り返り、妻も反省をします。

でも、その時点で、直ぐに夫も反省する事ではありません。
しかし、妻は、自分も反省したから、夫も浮気を反省してくれると思います。

何故なら、それは「妻が一番尊重されるべき」という妻の決めつけがあります。

もちろん、籍が入っている妻としては、最優順位で有る事は分かりますが、浮気をしてしまった夫が、その時点で妻が最優先という順番では考えて無いのです。
今の夫が大事にしているのは、「楽しい事」であり「正しい事」ではありません。

それでも妻の存在が第一だろうと考えています。それが正しいからです。
妻がこれまで夫をないがしろにしてきた事は、反省したから、今すぐ浮気相手と別れるべし、と言う事が考えの中心になっているのは、反省したら、すぐに夫には分かってもらえるものと考えています。

これは、夫にとって、妻が第一になるという妻の自己中心的な考えです。
要するに、妻も自己中。夫も自己中。

それを、「正しい事は何か?」と、問い詰めると、その質問を交そうと、その場逃れの事を言うだけです。

何故なら、妻の貴女が納得できる答えなどは、ないのです。
でも、一度は夫の胸の内を聞いてみたい気持ちは分かります。

一度や二度は、聞いてみてもいいのです。
聞いてみる事もコミュニケーションの一つですから、心の距離を感じた夫とコミュニケーションを取るのも一度は試みたらいいのです。
でも、それで適当な嘘をつかれている事が殆どですので、話し合いはもうおやめなさい、と私は唱えています。

夫は、以前の優しい夫ではなく、浮気をした・・・いや、まだ現在進行形の浮気をしている夫が、以前の夫と同じであるはずがないのです。

何故なら、そこには、もう一人登場人物が、居るのです。

妻の貴女にとって、夫と自分の夫婦の問題だと考えているでしょうけれど、実はそこには浮気相手という、もう一人の人が加わっています。

だから今の夫は、その浮気をどうやって継続できるかを必死で考えています。
浮気がばれたから、妻が反省をしているから、直ぐに浮気を止めようとはならないのです。
昔は愛人や妾さんを二号さんと言いました。籍の入った本妻が一番で、浮気相手は二番手という、古き善き時代は、令和では死語になるでしょう。
何度も言いますね。

浮気は悪い事で、悪い事は、妻にばれたらすぐに終わらせるだろうというのは、思い込みです。
浮気相手は、夫には二番手で、妻のことを、何と言っても一番に考えるべき、と言うのも思い込みです。

これまでは、冷え切った夫婦だったけれど、妻が反省を、夫も反省したら、これから夫婦は修復に向かうというのも、思い込みです。

夫の考えは、浮気は今後、妻に解らずにどうやって続けるか?しか考えていません。
浮気がばれても、即、反省とはならないのです。
まして妻に向かって、すぐさま謝罪の気持ちは湧くはずがありません。

何故なら、夫だって、妻から長いこと掛かって、冷遇されてきて、浮気がばれた途端、妻も反省したと言っても、にわかには信じません。
それと同じくらい、妻の貴女も夫の「もう二度と浮気をしません」と言ったところで、昨日今日では信じられないと思います。

紙に誓約書を書かせたところで、反省をしているとは限りません。
妻の貴女もこれまでの夫に対しての態度を反省したと言いながら、帰る時間を常にチェックし、財布やカバンの中を、常にチェックしていながら、「夫を信じたい」と言ったところで、その妻も夫からは信用できません。

この出だしを間違えると、その後に響きます。
ここで、夫を詮索しすぎる時期が長くなると、その拘束に嫌気をさして、夫は益々、浮気相手の方に逃げて行きます。

何なら、夫に対して締め付けを強化する為に、言い逃れの嘘ばかりをつく夫の浮気現場を掴んで、白状させてやろうと、早々に探偵を雇い、夫を糾弾します。

それでいて妻の本心は夫と修復したいと願っても、言ってる事とやっている事がバラバラ。
夫が浮気相手と別れたと言っても、未だに行動が信じられないと言っても、妻の言動不一致を、どこか似てませんか?

そんなことを、自分で全部やりつくして、夫からも別居や離婚話にまで発展してから、この村越に相談をしてくれても、末期のステージⅣかもしれません。

どうか、探偵を雇い、夫と付け回し、夫婦が最悪な状態になる前に、夫の浮気を発見した時に、一度、相談をして下さい。

早期発見、早期治療。
これは病気の事だけではなく、夫婦の事も同じです。

浮気発見した時にどうするか?
その初動行動で、その後の夫婦の道が分かれます。

今後、その事をテーマに、提案をしていきます。

今日のテーマのおさらい
浮気をする夫は自己中…自分の事しか考えていません。
その時に、反省をし、妻の事を大事にしようとは、直ぐには思いません。
妻もこれまでの怠慢を反省したと告げたから、妻の事は最優先に夫は考えるというのも妻の自己中です。
要するに、みんな自己中なのです。
どんな事も、人の事をまっさきに・・・・なんて、マザーテレサみたいな人は、そんなにいません。
各いう私も、まず最初には、自分の事しか考えていませんから。
まして浮気なんてものは、自己中のたまものです。
だから、妻のあなたも、自分の考えで、あまり突き進まずに、ちょっと立ち止まってみて、自分の考えが、本当に正しいか?
自分勝手な定義であまり動かず、一度、立ち止まって下さい。
では、今日はここまで。

では今日はここまで。

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