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吉井江里

歌・ピアノの指導や合唱指揮などで音楽の楽しさを伝えるプロ

吉井江里(よしいえり) / 教師

ソット・ヴォーチェ

コラム

ピアノ・三つのこと 毎日の練習について

2024年1月30日 公開 / 2024年1月31日更新

テーマ:ピアノ学習

コラムカテゴリ:スクール・習い事

休みの今日はオフらしいこともして
帰ってから家事をして
夜には練習の時間を取ることができた。

私のピアノの練習について、三つの種類があるので書いてみる。

1・歌の講座の仕事では弾きながらみんなが一緒に歌う
歌を教える、そのピアノを練習していく。
楽譜通りに弾くこともあるけれど
ほとんどが自分でアレンジする。
それはコードネームを見てさっと弾くので
知らず知らずのうちに
上手に盛り上げるところ
力を抜いて弾けるところなど
そんなに手指に負担の重くない感じで弾いていて
とても気持ち良いと思う。

2・自分の練習
1のための練習もする。アレンジの練習もする。
弾き歌いのための練習もある。
ここではそうではなく、自分の技術の維持や向上のための練習。
これはちょっとまた違う。タッチとか
自分にとって都合のいいアレンジではなく
技術的に難しいものをきちんと。
それをやらないとやさしいものは弾けないのではないかと
常日頃から思っている。
ハノンやスケールアルペジオ
練習曲にバッハ。
それから自分で決めたクラシックの曲を。
今日はラヴェルのものをいくつか。
あんなにスラスラと弾いていたのに
さっぱり忘れている。
しかし、少し時間をかけてゆっくりさらう。
そうするとだんだん思い出してくる。
自分にとって全く新しいものとは違うのだ。

3・伴奏
自分は歌わずにきちんと楽譜通りに歌曲などを弾く伴奏。
これは主に個人レッスンのために練習する。
個人レッスンでは、実にそれぞれが全然違うタイプの曲をチョイスして
レッスンを受けておられる。
その伴奏はやっぱりきちんと弾きたい。
ちゃんとした伴奏で歌うと
気持ちいい。
時に演奏会での伴奏もしていましたが
この先はあまりしたくないと考えている。
数ヶ月そのことにとらわれてしまうのが
もう嫌なのだ。
もちろん、それなりのものを手にできるならいいのだが
どうも伴奏の仕事は労働時間に対して(ずっと練習もしますので)
全く見合わない。

合唱団などで伴奏をしてくれる人は
本当にありがたい存在だと思う。
弾いてくれて当たり前と思ってはいけない。
今にやりたい人がいなくなるのではないか?と
危惧している。本気で。


コツコツと積み上げていくピアノの技術。
怠けるとすぐできなくなってしまうので
アスリートのようです。
きっと他の楽器も、歌もそう。
練習を続けるということは
大変しっかりとした気持ちがないと
できることではないと思います。
そして、練習は裏切らない。
(やり方を間違っているとそうではないかもしれませんが)

猫とピアノ

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