その時の感情が息や声のスピード・強弱になってあらわれる

2022年12月18日

テーマ：ボイストレーニング

コラムカテゴリ：美容・健康

コロナ禍の間も「家庭でできるボイストレーニング」という演題で講演を何度か行いました。
その中でお伝えしていることを書いてみます。

【こんな時、どんな声が出ますか？】

・宝くじが当たったとしたらどんな声が出る？
ひょっとしたらその金額によっても声の出方が違うかもしれないです。
みんなで想像しながら声を出してみます。

・宿題をたくさん出されたら？
これは小学生でも大人でも「え〜〜〜？」と
少し「不満」を感じさせられる声を出します。
声帯の合わさり具合も少しキュッと締まった感じではないでしょうか。

・驚いたときどんな声を出す？
声の大きさだけではなく、長さなども感情を表現するのに使います。
良いニュースで驚くのと
悪いニュースで指す声は違うと感じます。
声のスピードや高さ、声の大きさも違うことでしょう。

・自分に合った温度のお風呂のお湯に入った時の声は？
熱いお風呂、少しぬるめの温度。好みはそれぞれ違いますが
入った時に思わず出る声や息。どんな感じでしょうか？

・家族からの電話に出るときは？
これはどうでしょうか？
私の場合は「声が低い」と思う。
それから話し方もちょっとキツいかもしれない。
もっと機嫌よく明るく話したらいいのにな。と電話を切ってから気がつくこともある。

日常の生活の中で自然に出る声に注目してみると
「感情と声」の関係に気がつきます。

外からの情報や刺激に対して
脳が察知してそれに合った声を出す。
なんて私たちの体って素晴らしいのでしょうか？
そう思いませんか？

セミナーはリアルでもオンラインでも受け付けています。
電話の対応、声の出し方一つでかなり印象が変わります。
「声」や「話し方」の工夫でもっと良くなる。
特に電話対応は大切です。声の出し方にもっと注目してみてください。
私たちの声は大事なツールになります。

2022年12月16日「ゆうゆう現代セミナー」担当しました。