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吉井江里

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吉井江里(よしいえり) / 教師

ソット・ヴォーチェ

コラム

オーラルフレイルを考える【家庭でできるボイストレーニング】の講演内容について 1

2021年12月31日

テーマ:ボイストレーニング

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: ボイストレーニングボーカルトレーニング認知症予防

【家庭でできるボイストレーニング】のすすめと方法

最近よく聞くフレイルという言葉をご存知ですか? 
「虚弱」という意味で心身の機能が低下していくことを言います。
しっかり噛んでしっかり食べ、閉じこもらないことが大事ですが
コロナのことで人と会えない、動きを制限されたことや加齢によるフレイルに注意が必要です。

●オーラルフレイルについて

食物を噛んだり飲み込んだりする機能が低下。
また、滑舌が悪くなったりするなどの「口」に関連する機能が低下しつつある状態を言う。
対処を行うことによってその機能低下を改善できる。

健康的な状態と病的な状態の狭間にあるのをフレイル状態と言います。

●オーラルフレイルではどのようなことが起こるか
・声が出にくくなる
・よくこぼすようになる。
・食事時にむせることがある。
・水分を摂取すると気にもむせることがある。
・滑舌が悪くなる
・硬いものがかめなくなる。

これらの状態を放置すると嚥下障害が出やすい。

●オーラルフレイルの状態になると困ること
・噛めない、飲み込みにくいなどの状態は「食べること」が楽しみではなくなることも。
食べることは生きることに直結しているので非常に問題。
・こういった症状が出てくると精神面において大きなダメージを受けることも。
放置することでさらに口腔機能の低下を誘発する。
・食事量の著しい低下は低栄養状態につながりやすい。

口腔機能を改善するには唾液分泌を促したり、
咀嚼や嚥下に必要な筋肉を鍛えたりする口腔体操やボイストレーニングを行うことが望ましい。

コロナ禍になり、生活が変わりました。
今までのように自由な生活では無くなって影響を大きく受けている高齢者は多いのではないでしょうか。
お口周りの健康について気になっていらっしゃる方はぜひトレーニングを開始していただきたいです。

【重要】
「声を出す」
「口の周りを動かす」
「ボイストレーニングを行う」
「歌を歌う」
「しっかり喋る」ことが大事になってきます。


講演会4


次のコラムでは「具体的にどんな風にトレーニングしたらいいか」その方法について
お知らせします。

オーラルフレイルを考える講演会のこと (前のコラム)
講演会6

講演会3

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