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コラム
【自分の声を知る】ラジカセで自分の声を初めて録音したあの日から50年後の今はスマホで録音
2023年3月21日
【自分の声を知る】ラジカセで自分の声を初めて録音したあの日から50年後の今はスマホで録音
現在はスマホで簡単に自分の声が録音できる。なんて便利になったのでしょう。
あなたはご自身の声を録音して聴いたことがありますか?
私は10歳の頃に持ち運びのできるラジカセを買ってもらって持ち歩いていました。
それは昭和40年代の終わり頃です。
この「ラジカセ」でできることは
・ラジオを聴く
・ラジオを録音できる
・テープを再生できる
・生録音ができる
以上の4つの機能がついており、このラジカセを使って10歳の頃初めて「自分の声」を録音したのです。
初めて聞いた自分の声に驚きました。「なんじゃこりゃ〜」という感じです。
自分で思った声と全然違う・・・・変な声。歌う声も話す声にもがっかりしたものです。
でも、何度も録音したり聞いたりしていくと「聞き慣れていく」「折り合う」感じになってきます。
今まで自分で声を出しながら聴いていた「自分の声」と人に聴こえている「本当の自分の声」が歩み寄っていくような、そんなふうになってきます。
そうやって声も少しずつ磨かれていく。
今はスマホのアプリですぐ録音ができて、それを人に送ったり編集したりできますね。
動画で景色や動きと共に音声も録れる。
なんという時代になったのでしょう。
大きなラジカセを鞄に入れて持ち歩いていた小学生の私。
同じテープに何度も上書きをして大事に使っていた私に教えてやりたいです。
将来はすごいことになってるよ!とね。
レッスンではご自身の声を録音することをお勧めしています。
ただし「あまりにもがっかりしてしまって・・・」と言われる年長者の方には
そんなに無理にはお勧めしないようにしています。それがストレスになることもあるからです。
そういうことをしっかり話し合える関係でレッスンしています。(今は・・・)
上のカセットテープはほとんど処分したと思っていたテープですが
一本だけ残っていました。
学生時代の演奏のテープで、録っては長い休みには持って帰って親に聴かせていました。
A面は1年生の時の録音で、ショパンのポロネーズやバッハのプレリュードなど。
B面はショパンのポロネーズ、ラヴェルの水の戯れなどが入っており、現在の自分の演奏より遥かに指がよく動いているのです。
その時にしかないその音、声、録音は何十年か経って聴くと本当に懐かしいです。
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