コラム
ロータリー13 ロータリーに生ずる*セレンディピティを信じよう
2021年9月17日
ある新聞で見た記事ですが、アメリカのGAFAの1社であるアマゾン・ドット・コムの主任科学者である某氏は、「私たちは、他人と同じ場にいるときに起こるセレンディピティ(serendipity、予想外の発見)を強く信じている」と語っていました。
セレンディピティとは、予定どおりの実験をするつもりが手順を間違えて、結果的に世紀の大発見に繋(つな)がるなどの予想外の発見を意味する言葉です。その理解のうえで、この某氏の言葉を臆断(おくだん)しますと、結局のところ、多様な人材の集団の中で研究を続けることが、他の人材に影響を与え、また、他の人材からの影響も受け、それらの相(そう)乗(じょう)効(こう)果(か)により、次々と新発見をしていく関係が見られるということなのでしょう。
それは、あたかも、物質が触(しょく)媒(ばい)によって化学反応を起こすような変化のことだと思います。ロータリアンの場合も、実に多様な人たちが集まります、そこでは、必ず、セレンディピティも起こっていることと思います。私たちは、このことを強く信じ、ロータリアン同士の交わりと、セレンディピティという言葉を大切にしていきたいと思います。
関連するコラム
- ロータリー25 多様性と女性の活用 2021-09-29
- 言葉 16 褒(ほ)める 2021-08-26
- 言葉 4 経営を左右する言葉の力 2021-08-14
- 言葉12 箴言(しんげん) 2021-08-22
- コラム22 荒れ野の四十年 2021-09-01
コラムのテーマ一覧
- 時々のメモ
- コーポレートガバナンス改革
- 企業法務の勘所
- 宅建業法
- 法令満作
- コラム50選
- コロナ禍と企業法務
- 菊池捷男のガバナー日記
- 令和時代の相続法
- 改正相続法の解説
- 相続(その他篇)
- 相続(遺言篇)
- 相続(相続税篇)
- 相続(相続放棄篇)
- 相続(遺産分割篇)
- 相続(遺留分篇)
- 会社法講義
- イラストによる相続法
- 菊池と後藤の会社法
- 会社関係法
- 相続判例法理
- 事業の承継
- 不動産法(売買編まとめ)
- 不動産法(賃貸借編)
- マンション
- 債権法改正と契約実務
- 諺にして学ぶ法
- その他
- 遺言執行者の権限の明確化
- 公用文用語
- 法令用語
- 危機管理
- 大切にしたいもの
- 歴史と偉人と言葉
- 契約書
- 民法雑学
- 民法と税法
- 商取引
- 地方行政
- 建築
- 労働
- 離婚
- 著作権
- 不動産
- 交通事故
- 相続相談
カテゴリから記事を探す
菊池捷男プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。