![菊池捷男](/elements/okayama/profiles/kikuchi/images/cache/thumbnail_l_1493169169_200_200.jpg)
コラム
2021/05/19 新著予告6 第二章多様性論(1)に書きたいこと
2021年5月19日
2021/05/19 新著予告6 第二章多様性論(1)に書きたいこと
1.多様性とは、多様性+包摂性ないし包容力
多様性について書くならば、私は第一に、その効果について書きたい。
紀元前の昔から、戦いは、多様性のある側が勝利していたと考えるから。
紀元前の、項羽と劉邦の戦い(別名:楚漢の戦い)しかり、21世紀のGAFAMの世界経済戦争しかりである。
しかし、多様性があるということだけでは勝てない。
その多様性をインクルード(包摂)するリーダーの存在を無視することはできないであろう。
となると、多様性とは、多様性(ダイバーシティ)+包摂性(インクルージョン)ということではなかろうか。
インクルージョンとは、包容力と考えても間違いはあるまい。
そう言えるとすれば、多様性とは、多様性+包摂性ないし包容力ということになる。
2.実例
その実例を、上記の2例で説明するが、ここでは、ロータリーの友」の2020年9月号に書かれた、立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明さんの論考「変態が改革する多様性社会」を大いに活用させていただくつもりだ。
なお、出口さんのタテヨコ算数(エビデンスペース)」思考は、最近、テレビでも拝聴できた。
ここでいう「算数」とは、すなわち数字・ファクト・ロジックのことだそうだ。
また、出口さんは、日本経済の立ち後れの原因を、「女性、ダイバーシティ、高学歴あるいは勉強」の三つのキーワードを用いて解説されているが、出口さんの言われる「タテ・ヨコ・算数」思考にせよ、「女性、ダイバーシティ、高学歴あるいは勉強」にせよ、キーワード(言葉)を三つにしての解説は、見事である。
説得力抜群の思考方法とみた。
彼も、まさに嚢中の錐だ。
関連するコラム
- 2021/03/15 私がロータリーで、興味を引いた人 2021-03-16
- 2020/09/06 政策論争と多様性 2020-09-07
- 2020/12/28 エレベーターピッチとファシリテーション 2021-01-04
- 2021/02/27 今年の会社法の進化 1 2021-02-27
- 2020/10/18 地区大会、一致結束の勝利 2020-10-19
コラムのテーマ一覧
- 時々のメモ
- コーポレートガバナンス改革
- 企業法務の勘所
- 宅建業法
- 法令満作
- コラム50選
- コロナ禍と企業法務
- 菊池捷男のガバナー日記
- 令和時代の相続法
- 改正相続法の解説
- 相続(その他篇)
- 相続(遺言篇)
- 相続(相続税篇)
- 相続(相続放棄篇)
- 相続(遺産分割篇)
- 相続(遺留分篇)
- 会社法講義
- イラストによる相続法
- 菊池と後藤の会社法
- 会社関係法
- 相続判例法理
- 事業の承継
- 不動産法(売買編まとめ)
- 不動産法(賃貸借編)
- マンション
- 債権法改正と契約実務
- 諺にして学ぶ法
- その他
- 遺言執行者の権限の明確化
- 公用文用語
- 法令用語
- 危機管理
- 大切にしたいもの
- 歴史と偉人と言葉
- 契約書
- 民法雑学
- 民法と税法
- 商取引
- 地方行政
- 建築
- 労働
- 離婚
- 著作権
- 不動産
- 交通事故
- 相続相談
カテゴリから記事を探す
菊池捷男プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。