コラム
2021/05/17 新著予告4 第一章識字論(3)に書きたいこと
2021年5月17日
2021/05/17 新著予告4 第一章識字論(3)に書きたいこと
ロータリーの「職業奉仕」と「四つのテスト」については、ぜひ書きたい。
これらは、ロータリーの本質的価値観であるからだ。
ロータリアンは、この言葉を、非常に重要な言葉として、日常用語のように使っているし、「四つのテスト」は、これを鏡として我が身を映し、これに合格することを目的に、ロータリアンは仕事をし、自分自身を磨いてきたからだ。
また、私がガバナーとして、地区内65ロータリークラブを公式訪問した際、複数のロータリークラブ会長が、この四つのテストを初めて耳にしたとき感動し、それがきっかけになってロータリークラブに入会した(中には、鳥肌が立つほど感動したと言った会長もいた。)との話を聴いているからだ。
ただしかしだ。
これまで、地区大会その他ロータリアンが集まる会合で、「職業奉仕」や「四つのテスト」を語るのを聞くと、概念図までつくっての用語の解釈論(概念論)にとどまっていることが、いささか惜しいと思う。
横井小楠も言うように、「学問のめざすところは字句の解釈ではない」のではないか?
曹植の七歩の詩に倣って、具体的なイメージにつながる実践論(当然、職業倫理の高さに、時代が求める価値の創造を加えたもの)を語るべきではないかと考えるので、私がガバナーとして各ロータリークラブに公式訪問をしたときに、複数のロータリークラブ会長から聴かせていただいた,、職業奉仕の実践例を紹介して、この議論を深化させたいと思っている。
どんなささやかな職業であっても、そこには、世界の大富豪の語る経営理念と比べても遜色 のない職業奉仕の実践論があるはずだからだ。
関連するコラム
- 2020/07/30 倉敷ロータリークラブ公式訪問記 2020-07-30
- 2021/01/26 孫子の教えは経験則とその有効性なり 2021-01-26
- 2020/11/29 ロータリー通解③ ロータリアンの資格要件 2020-11-29
- 2020/07/20 ガバナー卓話の構成 起句 2020-07-20
- 2020/08/31 経済指標からわかるアメリカの多様性 2020-08-31
コラムのテーマ一覧
- 時々のメモ
- コーポレートガバナンス改革
- 企業法務の勘所
- 宅建業法
- 法令満作
- コラム50選
- コロナ禍と企業法務
- 菊池捷男のガバナー日記
- 令和時代の相続法
- 改正相続法の解説
- 相続(その他篇)
- 相続(遺言篇)
- 相続(相続税篇)
- 相続(相続放棄篇)
- 相続(遺産分割篇)
- 相続(遺留分篇)
- 会社法講義
- イラストによる相続法
- 菊池と後藤の会社法
- 会社関係法
- 相続判例法理
- 事業の承継
- 不動産法(売買編まとめ)
- 不動産法(賃貸借編)
- マンション
- 債権法改正と契約実務
- 諺にして学ぶ法
- その他
- 遺言執行者の権限の明確化
- 公用文用語
- 法令用語
- 危機管理
- 大切にしたいもの
- 歴史と偉人と言葉
- 契約書
- 民法雑学
- 民法と税法
- 商取引
- 地方行政
- 建築
- 労働
- 離婚
- 著作権
- 不動産
- 交通事故
- 相続相談
カテゴリから記事を探す
菊池捷男プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。