2020/12/4 ロータリー通解⑤ ロータリーの良き親睦の表現形態
2021/05/17 新著予告4 第一章識字論(3)に書きたいこと
ロータリーの「職業奉仕」と「四つのテスト」については、ぜひ書きたい。
これらは、ロータリーの本質的価値観であるからだ。
ロータリアンは、この言葉を、非常に重要な言葉として、日常用語のように使っているし、「四つのテスト」は、これを鏡として我が身を映し、これに合格することを目的に、ロータリアンは仕事をし、自分自身を磨いてきたからだ。
また、私がガバナーとして、地区内65ロータリークラブを公式訪問した際、複数のロータリークラブ会長が、この四つのテストを初めて耳にしたとき感動し、それがきっかけになってロータリークラブに入会した(中には、鳥肌が立つほど感動したと言った会長もいた。)との話を聴いているからだ。
ただしかしだ。
これまで、地区大会その他ロータリアンが集まる会合で、「職業奉仕」や「四つのテスト」を語るのを聞くと、概念図までつくっての用語の解釈論(概念論)にとどまっていることが、いささか惜しいと思う。
横井小楠も言うように、「学問のめざすところは字句の解釈ではない」のではないか?
曹植の七歩の詩に倣って、具体的なイメージにつながる実践論(当然、職業倫理の高さに、時代が求める価値の創造を加えたもの)を語るべきではないかと考えるので、私がガバナーとして各ロータリークラブに公式訪問をしたときに、複数のロータリークラブ会長から聴かせていただいた,、職業奉仕の実践例を紹介して、この議論を深化させたいと思っている。
どんなささやかな職業であっても、そこには、世界の大富豪の語る経営理念と比べても遜色 のない職業奉仕の実践論があるはずだからだ。