2020/10/01 大田RC公式訪問記
2021/05/11 スマート 3 組織化、機能化、効率化
昨日、一昨日と、一部の弁護士の仕事がスマートになってきたことを書いたが、弁護士の仕事は、昔に比べ格段に進化してきている(ただし、一部ではあるが)。
これは、社会がそれを要求しているからである。
例えば、今はやりのM&Aについていうと、それが実現するまでの間、表面には見えないが、買収する側、買収される側それぞれに、弁護士の組織と公認会計士の組織が手伝いをする。あるいは、顧客の望むM&Aを実行することを事業目的にする会社まで生まれてくる。
それらの助力なくしてスムーズなM&Aはできないからである。
国がそのことを要求しているからでもある。
具体的にいうと、経済産業省が「公正なM&Aの在り方に関する指針」を策定して、それに従った手続で、M&Aを実現することを要求しているのだ。
このような指針にのっとった公正な手続は、内外の企業に安心感や信頼感を与え、目的を達成するまでの時間も最大限短くできることになる。
であるから、このような仕事をすることに特化した弁護士もずいぶん増えている。
ここにも、スマートな仕事が見られるが、そのスマートとは、組織化、機能化、効率化といいえよう。