2021/04/23 東芝とガバナンス問題
2020/12/08 鳥取北RC公式訪問記
本日は、鳥取北RCへ公式訪問に行った。もっとも、会長・幹事懇談会はすでに終えていたので、例会に出席しただけだ。
例会では、会長、副会長、幹事3名と同じテーブルに着く。12:20に食事が始まる。
この3人と私と随行者の末吉さんがマスクを外す。ここで、私は気がついた。宮崎会長も、副会長、幹事も、いい顔をされていたことだ。鳥取は美男の産地かと思ったが、無論、私はそんなことはおくびにも出さない。
やがて、会長の話が始まる。会長は、冒頭に、Kites rise highest against the wind, not with it というウインストン・チャーチルの言葉を紹介された。このウインストン・チャーチルの言葉は、私が会長・幹事懇談会のとき引用した言葉だ。宮崎会長はそれを覚えてくださっていて、私の訪問に合わせて、この言葉を会員のみなさんに紹介くださったわけだが、その細やかな心の使い方に感謝した。
宮崎会長は、この言葉を引用しながら、リーダーには勇気が要り、英断を下せることが必要だと言われた。
実は、このウインストン・チャーチルの言葉は、ナチス・ドイツに対し妥協的な態度をとり続けたチェンバレン首相の軟弱な態度を批判し、ナチス・ドイツとは戦うべきだという意味で言った言葉だ。ウインストン・チャーチルは、この言葉のだいぶ後で、つまり首相になった後で、次の有名な演説をしている。
「我々は、気力を失うことも仕損じることも、断じてない。我々は最後まで戦う。フランスで戦う、海と大洋で戦う、日々自信を強め、力を強め、空で戦う。我々はいかなる犠牲を払おうとも、自らの島を守る。我々は決して降伏しない。そのようなことを私は一瞬たりとも信じぬが、もし、イギリスが敗れるとすると、それはイギリス人の最後の一人が血反吐吐いて倒れるときだ。」と。
私は、ここまで激しい思いはなかったが、このチャーチルの言葉を思い出し、ロータリーの理想を凧に擬し、コロナ禍を風にみたてて、二,三のRCで、この冒頭の言葉を語ったのだが、宮崎会長はよく覚えてくださっていた。感謝だ。