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2020/11/27  「ロータリー通解」① ロータリークラブの目的

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テーマ:菊池捷男のガバナー日記

2020/11/27  「ロータリー通解」① ロータリークラブの目的

小堀憲助訳ガイ・ガンディカー(Guy Gundaker)の『ロータリー通解』(A·Talking Knowledge of Rotary)の内容を紹介する。

1.ロータリークラブの目的
(1) 会員個々人の向上
①各自の企業経営の体験を交換し合うことにより互に識見を広めること
②自己の思想の限界を自覚し転機を得さしめること
③他者への奉仕の気持を涵養せしめること
④自己発展の機会を最大限につかむよう助力を与えること
⑤各自を社会の指導者たらしめること

(2)会員の企業の向上
① 取引の機会が与えられるが、他の会員たちの信頼を得られることが条件になる。<儲けんと欲すれば先づ奉仕に徹せよ>He Profits Most Who Serves Best.を銘記すること。
②倫理性の高い商法の体得
③ここから、奉仕の分野 に立ち入ることになる。これを<ロータリーの実践>と呼ぶ。
(3)会員の属する職種全体の向上
ロータリアンは、他の同業者にも同じ行動をとるよう働きかけるべき義務がある。この態度こそ企業界全体を潤すことになるのである。これこそまさに、ロータリーの最大の奉仕の機会なのである。
(4)会員の家庭、町や地域、国全体の向上
そのためには、地域社会の動きについては細大もらさず、ロータリーの会合において自由な討議を行なわなければならない。また、クラブ役員は各会員に対して、地域社会向上のため積極的に加われるよう知識と知恵とを授けるようにしなければならない。

「補足」次の行為は、目的に反するのでしてはならない
①専門事業団体の事業と重複することをしてはならない。
②政党が態度決定を行なったような問題については、ロータリー・クラブはその賛否の意思決定を行なってはならない。
③ロータリーの会合では酒気を帯びて論議をしてはならない。
④ロータリーの会合では、発言者は無意味な冗談を話してはならない。

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