2020/12/10 環境と多様性について
2020/10/24 日本学術会議様、以下の質問にご回答をお願いしたい
今、日本学術会議をめぐって、種々意見が交わされている。
それは大いに結構だが、私には、日本学術会議に、質問したいことがある。
それは、現在の国際情勢の中で、日本国はどういう政策を採るべし、と、学術会議は言うのか?ということである。
1.尖閣諸島問題や竹島問題
日本の周りには、今、軍事力を強化している中国や韓国や北朝鮮がある。
中国との間には、日本が実効支配している尖閣諸島につき、中国が中国の領土だという主張をなし、軍艦などを周辺海域に遊弋させている現実がある。
韓国や北朝鮮との間にも、今、韓国が実効支配をしている竹島を巡って、その帰属に争いがある。
(質問1の1)それらの争い(地政学的リスク)が大きくなり、これら周辺国から武力行使を受けた場合、日本はどうすることが最善と考えるのか?
日本学術会議は、この問題について、回答を出しているのか?
回答を出しうるのか?
(質問1の2)中国や韓国や北朝鮮は、いかなる理由があろうと、軍事力の行使はしないので、日本は何もしなくてもよいと考えているのか?
(質問1の3)そうであれば、1938年に、チェコスロヴァキアに対しズデーテン地方の割譲を迫って軍事行動を起こしたナチス・ドイツがしたような軍事行動は、周辺国からは一切起こされないという希望を持つことができるのか?持てるとすれば、その根拠は何か?
(質問1の4)それとも、日本国が、周辺国から軍事行動が起こされた場合、英仏がナチス・ドイツとの間に、それ以上の領土の割譲を求めないと約束させた(ミュンヘン協定)と同じような協定を結んで、周辺国が欲しがる領土だけ割譲して、戦争を避けることにした方がよいと考えるのか?
(質問1の5) その場合、それでも、周辺国が、ナチス・ドイツのように協定を守らず、さらなる領土の割譲を求めてきたときは、日本はどうするのか?
2.軍事的な研究を行わないとする声明の意図は、何か?
(質問2の1)インターネットで検索すると、日本学術会議は2017年4月14日、総会を開いて、科学者は軍事的な研究を行わないとする声明を発したようだが、これは前問に書いたような問題には、科学者は目をつぶり耳を塞ぐということか?
(質問2の2)
もし、そうだとすれば、日本学術会議のいう、学問の自由とは、いったい、どういう定義付けになるのか?
「触れたくない問題には触れない自由」を、学問の自由だというのか?
少なくとも、日本学術会議が、日本国に、なんらかの提言をすることを,この制度の存在目的としている以上は、私のこの質問には答えうると思うがいかがか?
なお、私は、現在の、管首相の考えと、日本学術会議の考えの、いずれかの立場を是とするものではない?
この問題に潜む上記問題が無視されていることを憂うるだけである。
さらに一言付け加えると、管首相も、いずれ日本学術会議の質問(6名を選任しなかった理由)には回答するものと信じている。
日本学術会議も、私のような素朴な質問には回答していただけるものと信ずる。