2020/12/23 リーダーシップ⑪ 浅慮の一失にどう備えるか
2020/09/15 松江しんじ湖RC公式訪問記
1.このクラブは、女性会員が多いところに特色がある。
その経緯は、次のとおりだ。
すなわち、このクラブは、1995年に設立したクラブなので、歴史は浅い。
しかし、それまで松江市には、3つのクラブがあったが、いずれのクラブにも女性会員はいなかったところに、このクラブは、創立時から女性会員を入れ、それが評価されたのか、女性の会員が増え、現在、女性は12名になっているとのこと。
全ロータリアンは48名であるので、女性の占める割合は25%になる。
2.会員数の減少
しかし、会員総数は創設当初の会員数60名には及ばない。
このクラブも、御多分に漏れず、現在コロナ禍の中にあって、会員増強と退会防止に腐心している。
会費を半期分、会の繰越金より支弁し、事実上の免除にし、例会も月2回にしているとのことだ。
会員の減少は、人口の減少によるもののようだ。
現在、島根県の人口は70万人を切ったとか。
3.親睦を重視
しかし、それだけ、小林会長は、会員が集まって顔を合わせ、親睦に注力することを重視される。
4.事務局の統合とRCの統合(合併)問題
このクラブは、現在、松江市にある4RCに2つの事務局(1クラブが1事務局。3クラブが1事務局)があるのを1つにすることを希望しているとのこと。
この事務局の統合やロータリークラブの統合について、私に意見を求められたので、私は、事務局の一本化は、より高いレベルで事務が処理できるので、賛成だが、RCの統合は、簡単ではない。文化の違いや人間関係の違い、さらには、1つのクラブ内に競争相手が出現することを嫌うロータリアンもいることなので、よくよく考えるべきものがあると答えた。
5.なお、このクラブがしている奉仕は、少年合唱団やバスケットボール大会の支援などなどがあるようだ。