![菊池捷男](/elements/okayama/profiles/kikuchi/images/cache/thumbnail_l_1493169169_200_200.jpg)
コラム
2020/09/02 智頭ロータリークラブ公式訪問記
2020年9月3日
2020/09/02 智頭ロータリークラブ公式訪問記
智頭(ちず)ロータリークラブのある智頭町は、東西に長い鳥取県の東南部にある人口6800人の町である。町の面積のうち93%が山林であることからも分かるように、この町は林業で栄えた町である。しかし、今は、昔の面影はなく、製材所も昭和40年代には41件もあったのに、今では7件に減っているという。
ロータリークラブも智頭ロータリークラブがあるだけ、しかも会員数は5名しかいない。
とはいうものの、智頭ロータリークラブのロータリアンたちは、皆、この町になくてはならない人たちばかりである。
すなわち、会長の松本さんは、この町唯一の開業医であるところ、会長・幹事懇談会の直前に、熱中症に罹患した患者さんが担ぎ込まれ、会長・幹事懇談会はやむなく欠席とあいなったが、それほど、町が松本さんを必要としているのである。
なお、松本会長は、例会の前には姿を見せられ,挨拶を受けたが、年齢は55歳、その人品骨柄卑しからず、なにやら知性と教養が滲み出た風貌をされていて、惹かれるものを感じた。
その他のロータリアン4名も、一人は鳥取県議会議員、一人は智頭町の町議会議長、一人は鳥取銀行の支店長、残りの一人は智頭町の林業を支える人であり、皆さん、智頭を代表する人たちばかりである。
このクラブの雰囲気は、1905年ポールハリスが仲間数人と共にロータリークラブを作ったときも、かくやと思わせるものであった。
私は、この人たちが、ロータリークラブにいるというだけで、ロータリーの名を高からしめていると思い、いつまでもロータリアンでいてくださるだけで、ガバナーとしては満足だという趣旨の話をさせていただいた。
なお、例会が終了した後、ロータリアンの一人(鳥取県議会議員)から、ロータリアンの多様性に定義について質問を受けた。
たいへん鋭い質問であったので、この問題は、改めて、後日日記に書くことにする。
関連するコラム
- 2021/02/15 経済の中にこそ、道徳が必要だ 2021-02-17
- 2020/08/22 パストガバナー延原さん邸を訪問 2020-08-22
- 2020/12/19 リーダーシップ⑦ みんなに公平とは? 2020-12-19
- 2020/10/13 足を止めるな、前へ進め 2020-10-13
- 2021/02/09 地区財団事務所とガバナー事務所機能の一部の同居 2021-02-09
コラムのテーマ一覧
- 時々のメモ
- コーポレートガバナンス改革
- 企業法務の勘所
- 宅建業法
- 法令満作
- コラム50選
- コロナ禍と企業法務
- 菊池捷男のガバナー日記
- 令和時代の相続法
- 改正相続法の解説
- 相続(その他篇)
- 相続(遺言篇)
- 相続(相続税篇)
- 相続(相続放棄篇)
- 相続(遺産分割篇)
- 相続(遺留分篇)
- 会社法講義
- イラストによる相続法
- 菊池と後藤の会社法
- 会社関係法
- 相続判例法理
- 事業の承継
- 不動産法(売買編まとめ)
- 不動産法(賃貸借編)
- マンション
- 債権法改正と契約実務
- 諺にして学ぶ法
- その他
- 遺言執行者の権限の明確化
- 公用文用語
- 法令用語
- 危機管理
- 大切にしたいもの
- 歴史と偉人と言葉
- 契約書
- 民法雑学
- 民法と税法
- 商取引
- 地方行政
- 建築
- 労働
- 離婚
- 著作権
- 不動産
- 交通事故
- 相続相談
カテゴリから記事を探す
菊池捷男プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。