感情を表現する語彙を増やそう！

2021年6月17日

テーマ：NVC

コラムカテゴリ：くらし

コラムキーワード：パワハラ問題、アンガーマネジメント、キャリアコンサルティング

こんにちは。

皆さんは、自分の感情を表すときのことばをいくつ持っていますか？

「職場の人から無視されている」「頭にくる」「あいつはどうかしていると思う」など。

「それについて好ましく感じる」「すごいね！」「私はがんばったわ」など。

これらの中には、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、感情ではなく評価であることばも入っています。

また、例えば「頭にくる」はどの程度、頭にきているのかが曖昧です。
アンガーマネジメントの講座でもやることがあるのですが、「怒り」を表すことばをたくさん用意しておいて、怒りを表現すると、自分の怒りの程度が自覚できて、かえって冷静になれるのです。

自分の感情を表現するには、一般的な表現に終始するのではなく、特定の気持ちを表すことばを使う方が当然相手に伝わりやすくなります。

NVCでは、自分の感情をはっきりと表現し、さまざまな気持ちの状態について的確に言い表す力をつける一助となるリストを用意しています。

もちろん、表現は自由です。これでなければならないというものではありません。

でもそのリストを見ると、こんなに表現があるんだ！と驚く人もいるかもしれませんね。
そして自分の感情に改めて気づくこともあります。