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中2数学 苦手克服一言アドバイス

2018年12月21日

テーマ:苦手な数学克服(中学生)

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

コラムキーワード: 数学 勉強法

冬休みに数学の苦手箇所を復習しようと思っている中2生もおられるでしょう。
中2数学の中でも苦手になりやすい一次関数と三角形の合同証明を取り上げ、苦手克服に向けて、一言アドバイスをしたいと思います。
まず、数学の苦手克服には「手を使う」事です。紙と鉛筆を用意して、書いて勉強する事です。問題や解答を読んだだけでは得点力は伸びません。書いて解答を出す所まで復習していただきたいと思います。
1.一次関数
与えられた条件から一次関数のグラフを書く事が出来るようになる事、これが苦手克服の第一歩です。慣れるまでは方眼紙を使ってかまいませんので、与えられた条件や一次関数の式からグラフを書く事が出来るように練習しましょう。それが出来るようになったら方眼紙を使わずに、手書きで大まかなグラフを書きましょう。問題を見た瞬間に、どんなグラフかイメージできるようになれば上達速度は上がります。手書きで大まかなグラフを書く事が自在に出来るようになったら、次はグラフの式を求める練習です。グラフの式を求めるパターンは限られています。「切片」「傾き(変化の割合)」「連立方程式でグラフの式を求める」これが分かれば苦手克服は近づいています。あとは連立方程式を使って交点の座標を求める事が出来るようになっておきましょう。
「一次関数の利用」粘りが必要です。しっかり問題を読んで与えられた条件と求められるものが何かを理解した上でグラフを書き、解き方を理解していかなければなりません。問題によっては場合分けが必要になる時もあります。深堀すると難問に当たります。教科書の例題や授業で取り上げた問題を繰り返して、基本問題を確実に解く事ができるよう、練習をしておきましょう。
2.三角形の合同証明
苦手にしている人は、証明文の書き方を覚えていない可能性があります。中学数学の特に図形は解き方を覚えているかどうかが勝負になります。覚えた問題と解き方の数が増えれば得点力も上がります。まず、教科書や学校のワーク、テストに出た証明を、自分で図を書いて理解した上で暗記しましょう。代表的な証明を暗記すれば、証明の書き方がわかってきます。まずそこまで到達しておきましょう。


お子様が自分で勉強する事が難しい場合は冬休みから塾を利用しましょう。冬休みはややもすると学校の課題をしただけで終わってしまいます。苦手な単元を復習したいが自分で出来そうもない場合や、より入試に向けた勉強を始めたい場合は、塾に通う事をお勧めします。通塾出来る範囲で評判の良い塾をチェックしていただければと思います。
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この記事を書いたプロ

久保克己

子どもの受験で悩む保護者にアドバイスする教育相談のプロ

久保克己(株式会社京進)

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