コラム
汚染水処理、目標のわずか20分の1→ 開閉表示に誤り、汚染水が素通り
2011年6月23日 公開 / 2014年7月17日更新
6月22日から23日にかけての報道には、本当に拍子抜けする思いをしました。
東電が「試運転中の福島第一原子力発電所の汚染水処理システムで、米キュリオン社製の装置の処理能力が、当初目標の20分の1程度にとどまっていると発表した。」のが22日。
そして、一夜明けた23日には、「福島第1原発の高濃度放射性汚染水浄化システムで、セシウム吸着装置の能力が想定を下回った問題について、装置の一部で弁の開閉表示が誤っており、汚染水が素通りしていたのが原因とみられると発表した。」
なんだか現場の混乱ぶりが伝わってくるような報道です。
「規定量以上の放射線を浴びた作業員の特定ができていない」などの報道がされる中、東京電力や協力会社、そして実際に作業をしている現場作業員との関係や管理責任体制はどうなっているのでしょうか?
現場の作業は、きちんと管理責任体制が確立された中、作業工程や作業内容を理解した作業員が行っているのでしょうか?
とても不安になってきます。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
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