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杉山善昭

不動産任意売却の専門家

杉山善昭(すぎやまよしあき) / 不動産任意売却コンサルタント

有限会社ライフステージ

コラム

外食産業の副作用

2012年8月2日 公開 / 2013年1月26日更新

テーマ:独り言

コラムカテゴリ:住宅・建物

先日相談があったお話です。
駅から離れた場所で、小料理屋さんを営んでいらっしゃいます。

飲酒の罰金強化(元々ダメですが)
リーマンショック
近隣に大型店舗の進出などの影響で売り上げは右肩下がり。
いくら努力しても、長時間働いても改善しなかったそうです。

どうにもならなくて、私のところへご相談にいらっしゃいました。
お店を閉めることにしたそうです。

断腸の思いだったと察します。

この話は特に珍しい話ではありません。
日本全国、個人で経営している飲食店の方は
少なからず同じ不安、同じ苦労をされているはずです。

本当に厳しい次代になってしまいました。
なんとかならんものでしょうか?

私の私見ですが、どうも世間にも原因があるように思えます。
ファミリーレストランが流行りだしたのは、私が小学生の頃
確か1970年代の後半からだと思います。

この頃から、外食産業が一気に広がり、
早くて、安くて、気軽な外食が拡大していきました。

手軽な料金で、そこそこ美味しい料理が食べられることは
非常に喜ばしいことですが、その分、「食文化」が
おざなりになってしまったのではないかと思うのです。

飲食店に集まる顧客同士のコミュニケーションや
店主とのコミュニケーション。
知らない食材や、料理法を教えてもらったり
食事のマナーなど
「食」を基点とする、大切なもの。

早くて、安くて、気軽な外食にはその全てがありません。
見直すべきだと思います。


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杉山善昭

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杉山善昭(有限会社ライフステージ)

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