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山本武史

ワークライフバランスを実現するタイムマネジメントのプロ

山本武史(やまもとたけし) / コーチ

ポテンシャルビジョン

コラム

『本当の自己受容は「このままの私でいいんだ」ではない』

2022年1月4日

テーマ:自己啓発

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 働き方改革マインドフルネスアンガーマネジメント

おはようございます。
山本です。


2022年
明けまして
おめでとうございます!

今年こそは…



続きは編集後記にて。



さて、今日は…



『本当の自己受容は
「このままの私でいいんだ」ではない』


について
お話ししようと思います。




『嫌われる勇気』などのおかげで、
今、心理学が脚光を浴びています。


そして、
自己肯定感や自尊感情、自己受容など、
自分の状態をよくするための指標というか、

目指すべき方向性も
議論されるようになってきました。




これまでは、
特に日本では、心理学といえば

「他者の心を読むためのもの」とか
「他者の気持ちを理解するためのもの」

もっと言うと
「他者を操るためのもの」

という感じで、
どちらかというと、
他者を理解するためのものとして
認識される方が多かったように思います。




が、今は先ほどもお伝えした通り、
自分を変えるための手がかりとしても
認識されるようになってきました。



特に「自己肯定感」という言葉は、
広く使われるようになり、
さまざまな意味合いで使われます。



中にはちょっと間違った
使い方をしている人が
いるようにも感じています。



が、それはさておき、
その自己肯定感と似たような言葉で

「自己受容」

というのがあります。



自己肯定感は
「自分はできる」とか
「やればできる」という感じで、
自分のことを肯定的に捉えている状態です。



これは、
いい状態の時にはいいのですが、
悪い状態になった時に
もろく崩れ去ることがあります。



例えば壁にぶつかった時などです。


「やればできる」

と思っていたけれど、自分の力では
どうしようもないことがわかった時。


自信が打ち砕かれ、
自分の無力さを思い知った時。



このような時には、
自分を肯定することなど
できませんので、
深く落ち込んでしまいます。


だからって、
悪いわけではないのですが、
ここから「自己肯定」より
「自己受容」が必要になってくるのです。




自己受容というのは、

「良い時の自分も
 悪い時の自分も受け入れる」

ということです。



つまり、
壁にぶつかって自信をなくしても、
自分の無力さを痛感しても、
それもまた自分なんだって
受け入れることです。




そして、さらに
ここからが重要なのですが、
ダメな自分を受け入れた後、

そこから
「よし、またがんばろう」って、
前を向けるかどうかなんです。




つまり、
自己受容が必要なのは、
前に進むためであり、
人生をより良くするためなんですよね。



今日のタイトルにある
「このままの私でいいんだ」は、
体のいい諦めであり、
開き直りであり、
今の自分に妥協するってことに
なりかねません。





僕たちはアドラーがいうように、
優越性を追求する存在です。


つまり、劣等感を感じたら、
それを穴埋めしていきたくなるんです。



劣等感をずっと抱え続けると、
それこそ精神衛生上不健康な状態です。



「でも」
「だって」
「どうせ」

が口癖になってくるでしょう。



そんな状態では本当の幸せには
なれないんじゃないかなって思うんです。



今の自分に満足せず、
かといって、
自分の存在自体を卑下したり、
諦めたりせず、

「今はここまでだけど、
 明日はあそこまで行く」

というように、
常に前を向いて歩み続けることが
幸せなんだと思うんです。




「このままの私でいいんだ」

ではなく、

「昨日の私は未熟な私」

として受け入れつつも、

未熟な私とサヨナラして、
一歩進んだ私になるってことが
必要なのではないでしょうか?




そういう意味では、
自分を正しく否定することも大事です。



昨日の自分を否定し、
明日の向上を願って、
今やるべきことに真剣に向き合う。



できなくっても、
自信をなくしても、
無力さを痛感しても、
「それも自分」と受け入れつつも、
そんな自分とサヨナラして、
ワンランク上を目指す。


そんな人生を
歩みたいと思いませんか?




自己受容を深めて、
さらにそこから

「もうちょい上」

を目指していきましょう!



今回はここまでです。



では、
またメールしますね。




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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【編集後記】

改めまして…
明けましておめでとうございます!

本年もどうぞ
よろしくお願いいたします。

今年はいよいよ
国家資格に挑戦です!

人生初です!

あなたは何に挑戦しますか?

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山本武史

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