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山本武史

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山本武史(やまもとたけし) / コーチ

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コラム

【WLBコラム】感謝!1,000フォロワー達成記念『嫌いな自分とサヨナラする方法』

2020年12月29日

テーマ:自己啓発

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: 働き方改革メンタルヘルス 対策

こんにちは。山本です。

いよいよ2020年も終わりが近づいてきましたね。
僕は今日で仕事納めにしようと思っています。

さて、タイトルにありますように、
ついに、音声配信プラットフォームstand.fmで
フォロワー様が1,000名を超えました!

いつも聴いてくださる皆さまには感謝しかありません!

まだ聴いたことないよって方は、
ぜひ一度聴いてみてくださいね。

心理学で仕事と日常をちょっと良くするコツ


では、ここからが本題です。

「自分を変える」というのは、意外と難しいものです。

例えば、あなたもこれまで、
「今年こそは、〇〇をやるぞ!」とか
「絶対に、〇〇な人になってやる!」とか
決意するものの、なかなかそうならないってこと、
ありませんでしたか??

僕自身も相当悩みました。

こどもの頃から
・引っ込み思案
・人付き合いが苦手
・話し下手
などなど、人と話すこと自体苦手でした。

でも、この考え方を手に入れてからは、
ずいぶん変化しました。

今では、研修講師として、
人前で話すことを仕事としています。

多い時には200〜300名の前で話します。
以前の僕であれば、絶対に無理だったでしょう^^;


では、どのような考え方を手に入れたのか、
その辺りをお話しします。


結論から言うと、
アドラー心理学の『目的論』という考え方です。

そして、その延長上の発想で、
『人生の目的』を決めることで、僕自身、変われました。



そもそも心理学とは…、
学問とされていますが、アプローチの仕方が色々あります。

そのまま学問として成立された立役者が、
ジークムント・フロイトです。

フロイトは、実験を行ったり、過去の経緯を調査したりして、
人の現在を過去の出来事で説明しようとしました。
つまり、現状は過去の出来事と何らかの因果関係があると考えます。

これを『原因論』と呼びます。


これに対して別のアプローチを取ったのが、
アルフレッド・アドラーです。

アドラーは、哲学的なアプローチを取り、
「なぜ、〇〇なのか?」のような
大きな問いから思考していき、本質を見極めようとしました。

そして、『人は自分が持つ「目的」に沿ってしか行動できない』
という結論に達します。

これを『目的論』と呼びます。


この二つは思考の方向性が真逆です。

フロイト的な思考では、
今を過去が決定づけると考えられます。

アドラー的な思考では、
今が過去を決定づけると考えられます。


フロイト的な思考では、
『過去を変えない限りは、今を変えられない』
と考えます。

アドラー的な思考では、
『今を変えれば、過去すらも変わる』
と考えます。


つまり、フロイトの原因論では、
「自分を変えることはできない」となり、
アドラーの目的論に立って考えると、
「自分を変えることはできる」となります。


具体的にいうと、
「今のこの情けない自分がいるのは、
 過去に〇〇のような出来事を経験したからだ」
と考えている以上は、変われません。

しかし、
「今は情けない自分だけれども、
 〇〇をしていけば、必ず成長できる」
と考えれば、すぐに変わることも可能です。


まずは目的論に立って
自分を見つめ直してみましょう!


そして、次に、その『目的』に注目します。

先ほど、
『人は自分がもつ「目的」に沿ってしか行動できない』
とお話ししました。


ということは、
僕たちが行動する時(逆に行動しない時)には、
必ず、その背後に何らかの『目的』があるということです。


例えば、過去の僕が
「人前で話さない」と決めたとします。

そこにある目的とは、
「言い間違えて笑われるのが怖い」
「的外れなことを言っていると思われたくない」
「噛んだりして恥ずかしい思いをしたくない」
というような「傷つきたくない」という目的があります。


では、この目的を別のものに変えちゃえば…
どうでしょうか?


例えば、
「勇気ある人になる」という目的を持ったとしたら…

「失敗は怖いけど、
 だからこそ、人前で話すことの挑戦しよう!」

と勇気を持って人前で話すことを選択します。


このように、無意識的に持っている目的を
意識的に書き換えていくことができれば、
これまでの自分がかけてきたブレーキを外すことができます。


そこで考えて欲しいのが、
大きな大きな目的です。

これを『人生の目的』といいます。


僕の場合は、
「人々が自分を大切にするための道標になる」
という人生の目的を掲げています。

自分を大切にするとは、
自分を甘やかしたり、妥協したりするのではなく、
自分の「可能性」や「ポテンシャル」を
大切にして生きる生き方をすることです。

そのためには、
僕自身が自分の可能性やポテンシャルを信頼し、
いろんなことにチャレンジしていく姿勢を
見せなくてはいけないと考えています。


そう、もはや
引っ込み思案で、人付き合いが苦手で、話し下手を
言い訳にはしていられないのです。


僕自身の人生の目的に反していますので、
そのような行動は取れないのです。


しかし、まだまだ未熟な僕は
時々、自分の人生の目的を忘れて、
変わる前の自分が出てくることもあります。


そんな時こそ、
自分の人生の目的を思い出せるように
手帳にしっかり書き込んでいますし、
コーチとのセッションで思い出させてもらったりしています。


自分を変えるというのは、
とても大きなエネルギーが必要です。

でも、不可能ではありません。

なぜなら、過去が現在を作るのではなく、
現在が積み重なって過去になっただけなのですから。


変わりたいなら、
今、考え方と行動を変えてください。

チャンスはいつも「今」にしかありませんよ!


もう少しアドラー心理学を学びたいと思う方は、
ぜひ下記のリンクから書籍をお読みください↓

嫌われる勇気
幸せになる勇気

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山本武史

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山本武史(ポテンシャルビジョン)

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