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コラム

『ぶどう&ワイン』で心もカラダも健康〜山梨の特産品の東洋医学的効能〜

2021年10月6日

テーマ:コータの食養生通信

コラムカテゴリ:美容・健康

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どうも!

秋は上を見るとキンモクセイがいい匂い

なのですが

下を見ると銀杏が臭い

というプラマイゼロということに最近気がついた

さわたや薬房の早川です。

#銀杏トラップの激しさが最近すごい

秋は他の季節にないなんとも言えない空気感がありとっても好きな季節です。何食べても美味しいですしね。

さて、そんな美味しい季節の秋ですが、僕が住む山梨県は世界遺産富士山をはじめとするたくさんの観光資源、農産物や畜産物、加工品など素晴らしい資源をたくさん持っています。

そのような素晴らしい資源も、新型コロナウイルス感染拡大防止のための営業自粛などで販売や観光業に大きな影響が出ている企業やお店がたくさんあります。

そこで緊急事態宣言も緩和されてきたということで地元を勝手に応援、ということで秋の山梨の味覚『ぶどう』と11月3日が解禁日となっているぶどうを使った山梨の特産品『ワイン』

今回は山梨県の名産品の中から『ぶどう&ワイン』山梨の特産品の魅力を食養生的観点でお伝えしたいと思います。

『ぶどう&ワイン』で心もカラダも健康〜山梨の特産品の東洋医学的効能〜

というテーマでお届け致します。


【山梨県の名産品といえば】
皆さん山梨県の名産品と言って頭に思い浮かぶものは何かあるでしょうか?

県外の方のイメージから行くと、富士山や八ヶ岳などの豊かな自然だと思います。

それと同時に『フルーツ王国』というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

その代表は今やシャインマスカットが全国的に大人気でふるさと納税の返礼品にしている山梨県の自治体が多く、かなり納税額を増やしてくれている稼ぎ頭の【ぶどう】

そして、もう一つ山梨を代表する名産品と言えば、このぶどうとも切っても来れない【ワイン】でしょう。

山梨は日本全国のワイン生産量の約3割を占める日本一のワインの里です。

今回はそんな僕の地元山梨県の魅力である【ぶどう&ワイン】の魅力についてお届け致します。

【ブドウとワイン・実はこんなに違う東洋医学的な効能】
さて今回は食養生のシリーズとして僕の地元山梨県の名産品であるブドウとワインの東洋医学的効能についてご紹介をしていきたいと思います。

ワインは皆さんご存知の通りブドウを原料に作られたお酒です。ブドウが原料なのでワインの東洋医学的な働きもブドウの働きも似たようなものだと皆さん思っているかもしれませんが実は似て非なるものなのです。

まずはブドウの方からご紹介していきましょう。

【ブドウの東洋医学的働き】
ブドウは体を冷やしたり温めたりという感熱の偏りがありません。

栄養学的にみるとブドウには当然ですがブドウ糖が多く含まれて素早く体の中でエネルギーにすることができます。

特に干しブドウは高カロリー食品で疲労回復などにもおすすめでお年寄りや体調の悪い方にもおすすめの食品です。

ブドウの皮にはポリフェノールが非常に多く含まれており抗酸化作用や抗老化作用などの働きがあるということで非常に注目されている栄養素です。

ブドウは最近人気のシャインマスカットのような物を除いては基本的に皮を剥いて食べるのでブドウの実を食べる事自体ではこのポリフェノールの摂取はあまり期待はできないのですが、 最近はポリフェノールが豊富な黒系のぶどうでも皮ごと食べることができる品種が徐々に増えてきているので、後ほどご紹介するワインの独壇場だったポリフェノールなども普通のぶどうでもしっかり補給できるようになるかもしれませんね。

それでは次にブドウの東洋医学的な働きを見ていきましょう。

止渇徐除煩(しかつじょはん)・・・喉の渇きを緩和しイライラを解消する

益気養血(えっきようけつ)・・・気と血を補う

滋補肝腎(じほかんじん)・・・肝と腎をやしない潤す

利尿・・・利尿作用がある

安胎・・・胎児を安定させる

このような働きがあると東洋医学的には見られています。

体質別に見てみてもほとんどすべての方の体質に合わせることができるので体調や体質を選ばずに食べられる数少ない果物と言えるでしょう。

ただ、 先程お年寄りやカラダの弱った人にも良いとお伝えした干しブドウだけは糖分が多く食べ過ぎると体が熱っぽくなってしまいやすいため元々体に熱がこもっていてイライラしやすいタイプの方は食べ過ぎには注意が必要です。

体を冷やすものが多い果物の中では、元気や血液が不足しがちな女性の方、月経前や月経中の女性の方でも安心して食べられる貴重な果物と言えるでしょう。

☆八千年以上の歴史を持つ?ワインの東洋医学的働きとは?
ぶどうの働きを見た次にはワインの素晴らしい働きを見ていきましょう。

シリアで8000年ぐらい前のワインの絞り器が発見されたということもあり、古くからワインが親しまれていたということがわかります。

日本で一般的に飲まれるようになったのは第二次世界対戦後で外国産の輸入ワインの拡大で安価なものが買えるようになり一気に広まってきました。

日本のワインは高品質なものが多く、ワイン王国の山梨県のワインは現在世界中に輸出されており日本の新しい産業としても注目をされています。

そんなワインは数あるお酒の中でも

【健康的なお酒】

というイメージを持っている方が多いと思います。

特に赤ワインは皮や種などもそのままで絞って作るという製法もありぶどうのところでも出てきた栄養素・ ポリフェノールが非常に多く含まれています。

「フレンチパラドックス」という言葉が有名ですよね。

フランス人はよくワインを飲んでいるので心疾患などが少ないという説があります。

これは諸説あるので何とも言えませんが、 一つ注意していただきたいのもワインもやはりお酒です。

お酒が体質に合わない方が無理をして飲んだり

『健康に良いから』

と頑張って飲んだりするものではないということだけは最初にお伝えしておきたいと思います。

これはワインだけでなく、市販の薬用酒のようなものにも言えると僕は思います。

市販の薬用酒も日本酒と同じぐらいのアルコール度数があるものが多いので、普段お酒を飲まない方がわざわざ飲む必要はないのではないかと思っています。

さて、そのワインですが お酒ですのでもちろんを子供や妊婦さんは NG です。

体質的には先ほどブドウのところでも出てきた体質『気血両虚』という元気と血液が不足したような方や、胃腸が弱い方にはお酒の中ではオススメと言えるでしょう。

ワインの東洋医学的な働きは

疏肝理気・・・気の巡りを良くしてストレスを解消してくれたり、ストレスで流れが悪くなった肝の働きを整える

安神・・・気持ちを落ち着かせ整えてくれる。

暖腰腎(だんようじん)・・・腎を温めて腰痛を和らげてくれる。

これら以外にも寒さに耐える力をつけてくれたり、 老化を防止してくれる働きなどがあると言われています。

アルコールが苦手でなくて、適量を楽しむことができる方であれば、日頃からストレスが溜まりやすい『気滞タイプ』の方には非常にお勧めと言えるでしょう。

また胃腸が弱く食欲が低下しやすい『 気血両虚』の方は食事と一緒にグラス半分程度のワインを飲むことで食欲が増す働きもあるのでおすすめです。

ただし飲み過ぎてしまえばそこはアルコール

体へのマイナスも沢山ありますのでグラス半分から1〜2杯程度、一人でボトル一本空けたりするような飲み方はしないように気をつけましょう。

『ワインは悪酔いする』というようなことを言う方もいますが、その理由の一つは

量を飲み過ぎているから(笑)

なのですがそれ以外にも、ワインの保存のために使用される酸化防止剤の影響だとも言われています。

最近は酸化防止剤が入っていないワインもたくさん発売されているので、ワインを飲むと悪酔いしてしまうという方は、酸化防止剤が入っていないものを選ぶと良いでしょう。

今回は地元山梨の名産品を応援したいと思いブドウとワインの素晴らしい働きを食養生的に解説させていただきました。

地元山梨の皆さんはもちろんですが、 全国の皆さんに是非楽しんでいただけたらと思います。

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