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コラム

水分補給が大事な時期・お茶は体調や体質に合わせて選ぼう

2020年6月15日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:コータの食養生通信

コラムカテゴリ:美容・健康



どうも!

先日、古希になる母親が県外に住んでいる僕の兄弟や孫たちとオンライン飲み会で遭遇して、テンション高くお約束のリアクションをしてくれて楽しかったです。

毎週やろうとか!

と言われたらどうしようかと思っています。

さわたや薬房の早川です。

様々な新しいツールに関しては

年配の方は使うのは苦手とか

なんとなく先入観で

自分たちにはそういうものは使えない、 無理だ、 という考えを頭に浮かべがちなのですが、実は最先端のツールほど年配の人に会っているものはないと思います。

特に今のZoomや Skype などは非常に使いやすくなっており、初期設定と使い方を最初にちょっと教えてあげれば後は感覚で使えることができると思います。

音声認識なども非常に優秀になっているので、これからは年配の方こそ最新のツールを使いこなすような時代になるかもしれませんね。

Zoomなどのオンライン会議システムは、年配の方が『使ってみると簡単』『みんなと話せて楽しかった』『これはとっても便利だね』というように99%は好意的な感想をおっしゃっています。

ある意味手紙しかなかった時から電話が生まれたり、 FAX が生まれたり、メールが使えるようになったりしたのと同じような状況なのかもしれませんね。

まだ人によっては

『 オンラインで会議するなんて社長に失礼だ』

『 研修会はひとつの会場に集まって受けなければダメ』

というような考えが強い方も中にはいらっしゃると思います。

会議でも研修でもライブの良さはもちろんありますが、全国から人が集まって行われていたような研修や会議などは色々考えるとオンラインを活用することで参加者が増えて、 負担が減ると思います。


僕自身の状況を考えても今まで移動に使っていた時間を他の事に使えることは非常に有意義で、

家族との時間や、自分の好きなことをする時間、 仕事の時間に割り振ることができ非常に最近充実している気がします。

僕のオンラインセミナーでもライブでのセミナーであれば開催する山梨県内の方か、お近くの方でなければ参加してもらうことが正直難しかったのですが、オンラインセミナー化することにより日本全国から参加してもらえるようになりました。

オンラインを活用することでより多くの皆さんの心と体の健康をサポートすることができるのであればそれは本当に素晴らしいことだと思います。

6月25日木曜日、夜の8時より『梅雨ダル&夏バテ対策養生セミナー』をオンラインにて開催いたしますので、こちらのコラムをご覧になって僕の健康に対するお話を聞いてみたいという方がいらっしゃいましたら、 是非ご参加いただければと思います。

詳しくは申し込み専用サイトのリンクを貼っておきますのでそちらからよろしくお願いいたします。

https://sawataya.official.ec

さて、この原稿を書いている時点での山梨県内の気温が最高気温33℃から34℃を記録しており今年の暑さはとどまるところを知りません。。。

こんな暑い時期、 何かと話題になるのが水分補給です。

様々な水分補給の飲み物があると思いますが日本人がやはり好きなのは『お茶』だと思います。

今回は梅雨から夏にかけて水分補給で大活躍するお茶について

『水分補給が大事な時期・お茶は体質や体調に合わせて選ぼう』

というテーマでお届けいたします。

☆ 水分補給で何を飲んでいますか?

さて皆さん、 皆さんは毎日の水分補給でどんなものを飲んでいますか?

麦茶、緑茶、 ウーロン茶などのお茶系の方もいると思います。

スポーツドリンクという方もいるでしょう。

ひょっとしたらジュースで補給しているなんていう方もいるかもしれません。

僕たちの体は『3日』水分をとらなければ死んでしまうといわれるぐらい、水分は生きていく上で重要なものです。

その水分をどんな形で補給するかというのは非常に大切なことなのです。

まず大前提としてジュース類で水分補給をすることが体にとっては良くないということは皆さんよくご存知だと思います。

糖分の過剰摂取になってしまい様々な不調の原因となります。

スポーツドリンクなどは大量の発汗をした後にミネラルの補給もできるため部活をやる子供達やスポーツ中の水分補給として愛用している方もいらっしゃるでしょう。

ミネラルなどが補給できて非常に良い面もあるのですが、砂糖をたくさん使っているものや、人工甘味料を使ったりしていることもあり日常的な水分補給として飲むには適さない部分もかなりあります。

牛乳も栄養価が高くミネラルも豊富、ジュースと違い砂糖や人工甘味料が入っているわけではないので小さなお子様でも安心して飲むことができますが、残念ながら水筒などに入れて持ち歩くには不向きで、 日本人には乳糖不耐性の方が多くお腹を下してしまう方もすくなくありません。

また乳脂肪を多く含むため大人になってからの飲み過ぎにはちょっと注意が必要です。

さすがにコーヒーという方は、 ジュースと同じく少ないとは思いますが、利尿作用の強いコーヒーは水分補給には不向きな飲み物と言えるでしょう。


その中で多くの方に活用されている飲み物が『お茶』でしょう。

僕が健康相談の際『普段どんなものを飲まれていますか?』とお聞きするとかなりの確率で『お茶』と答えられます。

☆お茶が水分補給に最適という理由は

様々な飲み物がある中でお茶が水分補給に最適というのには理由がいくつかあります。

余計な糖分などが含まれておらず年齢や体調にかかわらず安心して飲めるものが多いこと

また毎日飲むということを考えると値段も安価で負担も少なく飲むことができます。

そして何よりもおすすめな理由がお茶には様々な種類があり体調や体質により自分に合ったものを選ぶことができる点です。

日頃の水分補給でお茶を飲んでるという方は何かお気に入りの銘柄がありますか?

多くの方が何かしら自分の好きなお茶というものを持っていらっしゃると思います。


ここからは身近に飲めるお茶の東洋医学的な働きをご紹介したいと思います。

栄養学的な考えとは見方が異なるため、 あくまでも水分補給のための飲み物を選ぶ一つの参考にしていただければと思います。

☆お茶で病気が治るわけではない

少し話がそれますが、お茶はあくまでもお茶なので、あくまでも楽しみながら水分補給をしたり、 体調を整えたりするぐらいで使用してほしいと思います。

特定の病気が治るような宣伝をしているものはちょっと怪しいのでご注意ください。

実は僕も漢方の知恵を活用したオリジナルブレンドのお茶『さわたや養生茶』というものを販売しています。

体調や体質に合わせた6種類のお茶をオンラインショップなどでも販売をしておりますが、 この考え方を非常に大切にしており、決して治療で使うものではないということは販売の際にお客様にお伝えしております。

僕は国際中医師という漢方の専門資格を持っているので、その漢方の知恵を僕なりに考えて活用し体質や体調に合わせて選ぶことができるお茶を作りました。

お茶に関しては今様々なものは販売されていますが、僕のお茶に限らず、漢方の知恵を活用したようなお茶を 飲まれるのであればぜひきちんと漢方の勉強をした専門家の方がプロデュースしたものや、国際中医薬膳師などきちんとした薬膳の資格を持った方の物を飲むことをお勧めいたします。

漢方の専門家の立場から言わせていただくと今は街中に『なんちゃって漢方』『なんちゃって薬膳』が溢れています。

ちょっと生薬みたいなものを入れただけで『漢方』や『薬膳』という名称を使っているものが大過ぎると思いますのでご注意ください。


☆体調体質別のおすすめのお茶とは

それでは今回は一般的に皆さんが口にしやすいお茶の特徴をご紹介しながら皆さんがご自分の体質や体調に合ったものを選んでいただくお手伝いが出来ればと思います。

今回ここでご紹介する特徴や働きに関しては東洋医学的効能ですので、栄養学的な見方とは異なりますのでご注意ください。

※お医者様から特定の飲料に関して飲んだりすることを禁止されている方や、 アレルギーがある方はかかりつけのお医者様等に相談してから飲んだりするようにしてください。


・緑茶
緑茶は『寒性』という体を冷やす働きがあり、味は甘味と苦味があります。温めて飲んでも冷まして飲んでも体を冷やすという特徴は変わりないと言われています。

お茶の本場中国でも日本とは茶葉の加工の方法が異なりますが最もポピュラーなお茶のひとつです。

体を冷やす作用があるので胃腸が弱い方は飲み過ぎに注意をしましょう。

また、胃腸の弱りやすい小さなお子さんや、胃腸に負担をかけることが好ましくない妊婦さんが沢山飲むには緑茶は適さないと思いますので、適量にしておきましょう。

さらに、もともと冷え性のある方や夏場でもエアコンなどで体が冷えている方も控えておきましょう。

逆に暑いところで仕事をしている方や、体に熱がこもっているような方にはおすすめです。緑茶には殺菌作用があるので夏場にお刺身など生ものを食べる時などにも緑茶はオススメでしょう。

緑茶の苦味や体の熱を鎮めてくれる働きはイライラしてる時にも非常に有効で、緊張してる時にお茶で一服、というのはある意味理にかなっていると思います。

特徴を考えると夏場にはおすすめのお茶の一つと言えるでしょう。

緑茶が不向きなタイプもご紹介しましたが、飲んだらダメ!ではなく、飲みすぎには注意をしてほしい方なので、あまり神経質にならないようにしてください。

・紅茶
紅茶は完全発酵したお茶で体を温めてくれる温性のお茶です。

胃腸を温めてくれる働きもあるので胃腸の弱い方にはオススメでしょう。

夏でも冷えやすい方は上手に活用すると夏冷え対策にもなると思います。

注意が必要なのは暑いところで仕事をされてる方などは緑茶とは異なり、体を温めすぎてしまう場合があるので、暑い屋外で仕事をしている方などは紅茶はあまり適していないと思います。

・ウーロン茶
ウーロン茶もポピュラーなお茶の一つです。レストランや居酒屋などの飲み物としても定番です。

 ウーロン茶は涼性もしくは平性の特徴をもっており、体を冷やしすぎず、温めスギない、という点ではバランスが良いと言えるでしょう。

レストランや居酒屋などで提供されることが多いことからもわかるように脂っこい食事などをした後にウーロン茶を飲むと胃もたれを軽減する働きがあると言われています。

通常の量を飲むのであれば問題はないのですがたくさん飲みすぎると逆にウーロン茶の刺激が胃腸に良くないため、日頃から胃腸の弱い方やお子様、妊婦さんなのは飲み過ぎに注意しましょう。

・ジャスミン茶
最近ではペットボトル飲料でも販売されており僕もとっても好きなお茶の一つであるジャスミン茶。

ジャスミン茶は茶葉が香りを吸い込む特徴を利用してジャスミンの花がまた咲ききらない蕾を摘み集めて緑茶に一緒に揉み込んで香りを移して作ります。

ベースになっているお茶によって働きは多少異なりますが、ジャスミン茶の最も大切な働きの一つが『安神作用』と中医学では言う働きです。

安神作用とはイライラを解消して精神を落ち着かせる働きです。

ジャスミンの爽やかな香りで気の巡りを改善してくれるといいわれております。

・麦茶・ハトムギ茶
日本の家庭で一年中飲まれているお茶の一つが麦茶ではないでしょうか?
水出しのものなどもありご家庭で手軽に飲めるお茶として人気が高いお茶です。

また、 基本的には麦茶はノンカフェインなので、妊婦さんから子供まで安心して飲めるお茶と言えるかもしれません。

六条大麦などを使ったいわゆる普通の『麦茶』は 麦から出るミネラル分なども補給することができるので夏にうってつけと言えるでしょう。

そして普通の麦茶ともう一つ『はと麦茶』という麦茶もあります。

はと麦茶は『はと麦』を使った麦茶で、 ブレンドのものもありますがハトムギの実を使っているハトムギ茶ももちろんあります。

ちなみに先程ご紹介した僕の養生茶の中にもオリジナルブレンドのハトムギ茶があり、2種類のはとむぎをブレンドしているので香ばしい味がして非常に人気があります。

はと麦茶と 普通の麦茶との違いは、はと麦は漢方薬の生薬としても使われるヨクイニンの原料でもあります。

ヨクイニンは美肌の生薬、と言われるほど様々な肌のトラブルに使われる生薬です。

体の外に出るイボや、 体の内側にできる筋腫やポリープなど、体の中や外に物が出やすい方などの治療にヨクイニンという生薬は使われます。

はと麦茶の場合は、当然、生薬として使われるヨクイニンとは異なりますので、その働きがお茶にそのままあるというわけではありませんが、お肌の気になる方が飲むにはお勧めということに間違いはありません。

お肌のトラブルが気になる方は『はと麦茶』などを日頃から飲んでおく事は素晴らしい養生だと思います。


☆最終的にどのお茶が一番良いのか?

いくつかお茶をご紹介しましたが結局どのお茶が一番良いのでしょうか?

このお茶が一番いいですよ、ということはもちろん言えません。 ご紹介したようにどんなお茶にも一長一短があります。

お茶の多くはカフェインを多く含んでいるので大量に飲むことはやはり不向きと言えるでしょう。

一番理想的なのは季節や体調に合わせていろいろなお茶を使い分けるということがおすすめです。

先ほどもお伝えしたようにどのお茶にも良い点悪い点がありますが、 一度に大量のお茶をがぶ飲みしたりしない限り、マイボトルなどに入れて少量を少しずつ飲むのであればあまり気にしすぎる必要はありません。

お茶は養生でも使いますが、あくまでも嗜好品です。

基本はおいしく楽しく飲むことが大切だと思います。

通常の水分補給であれば、水を飲むのが一番無難なのは間違いないのですが、それではさすがに味気ないので、今回ご紹介したようなお茶の特徴を上手に活用して、生活を豊かにしていただければと思います。


今回は体質や体調に合わせてお茶を選ぶお話をさせていただきました。

僕が考案したオリジナルの養生茶を飲んでみたいという方はオンラインショップにて販売をしていますのでよかったらぜひお試しください。

☆中医学の知恵と創業240年の知恵を結集して早川コータが考案したオリジナル養生茶
『さわたや養生茶シリーズ』
オンラインショップで好評発売中

https://sawataya.raku-uru.jp

☆さわたや漢方アカデミー『オンラインセミナー』のご案内
6月25日(木)20時〜21時30分(予定)

テーマ『梅雨ダル&夏バテ対策養生法』

6月のオンライン養生セミナーはジメジメしてくる時期の養生法、真夏に夏バテ等、体調を崩さないための養生法をお伝え致します。

Zoomを利用したオンラインセミナーで僕のお話をリアルタイムで直接お聞きいただけます。
当日は質疑応答もございますので、お気軽にご参加ください。

参加費は1,000円で申込は下記のリンクよりセミナー申込専用HPからお願い致します。


https://sawataya.official.ec


僕の漢方相談・健康相談ご希望の方はお気軽にご連絡ください。
遠方の方もzoomやSkype・メール・お電話での遠隔相談も行っておりますのでお気軽にご相談ください。


早川コータの漢方専科・さわたや薬房HP

http://www.sawataya.com


問い合わせ・予約申し込みフォーム

https://mbp-japan.com/yamanashi/sawataya/inquiry/personal/


お薬不要のカウンセリング・健康相談がご希望の方はこちらの専用サイトよりお申し込みください。

https://sawataya.official.ec

◆早川コータがお伝えする各種養生情報

☆音声のみで養生法を聴いていただけます〜You Tube『コータの養生チャンネル』

https://www.youtube.com/channel/UCe0GXMenFOWsk5CJnZCpEGw


☆インターネットラジオ 最新エピソード毎日配信中 Spotify podcast 「コータの養生チャンネル」

https://open.spotify.com/show/3lnveQxLCKF5U8jvULFnD1?si=Ntz-CqvXTKKJpupkZHwLiQ


iTunes podcastはこちらから

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