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早川弘太

漢方と健康相談のプロ

早川弘太(はやかわこうた)

株式会社 沢田屋薬局

コラム

猛暑で寝付けない・・・ちゃんと睡眠取れてますか?睡眠の大切さ【山梨 漢方 さわたや薬局】

睡眠・不眠症対策

2018年7月30日

今年は猛暑でなかなか寝付けない、途中で目が覚めてしまう、そんな睡眠のトラブルも少なくないと思います。

また、近年は夏以外でも一年中睡眠に関する悩みを抱えている方が多く、僕のところにも多くの方が



『眠れない』

『途中で起きてしまう』

『朝起きてもすっきりしない』『日中眠くなる』

など睡眠にまつわるご相談は増えていく一方です。これは僕の漢方相談薬局に限ったことでなく、日本生活習慣病予防協会の調査によると日本人の20%、約5人に一人は慢性的な不眠を感じており、日本人の約15%は日中に過剰な眠気を感じているというデータがあります。

日本人の5人に一人は睡眠に問題あり



このように今や国民病とも言える不眠症。東洋医学ではカラダの状態を確認する時に『三快』と言って『快食(よく食べれて)・快眠(よく眠れて)・快便(しっかり出せる)』この状態がどうかを非常に大切にしています。

中医学では『快食・快眠・快便』三快が大切



この三快、元気な方にとっては、食べれて、眠れて、お通じが毎日あることは当たり前のことですが、失ってしまうとその大切さがわかると思います。

とくに睡眠は一日の心とカラダの疲れを癒やすとっても大切な時間です。我々人間は1日7〜8時間睡眠を取ると考えれば人生の3分の1は寝るための時間です。それぐらい人間にとっては大切な時間なのです。

今回からは生きる上である意味もっとも大切と言っても過言ではない『睡眠』にスポットを当ててお届けしたいと思います。

☆改めて考える・我々が睡眠を取る理由とは?


我々人間が睡眠を取る理由は様々です。

1)疲労回復(カラダと一緒に頭の疲れを取る)


睡眠を取る理由の代表はなんと言っても心身の疲労を回復のためです。
とくに脳の疲れは睡眠でしか取ることができません。肉体的な疲労は日中カラダを横にしていたり、活動を押さえれば疲労を減らすことができ多少体力の回復ができますが、脳だけは睡眠で思考を休ませないと起きている限り働き続けます。

また、肉体疲労も日中ぼーっと休んでいれば寝なくても大丈夫かと言えばそうではありません。

睡眠のリズムの中で、深い睡眠(ノンレム睡眠)が得られるほど、体内の修復・回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、疲れが取れやすくなります。

寝ることはソファーに座ったり、カラダを横にして本を読んだりテレビを見たりしているの時のように、身体の一部だけを休ませるのではなく、全体を休養させることができる貴重な時間なのです。

心とカラダの両方をメンテナンスできるとても大切な時間と言えるでしょう。

☆肥満防止


実は睡眠は肥満とも関係が深いのです。

睡眠を適切に取ることで、食欲を抑えるレプチンが多く分泌され、食欲を促すグレリンの分泌を少なくします。良い睡眠を取ることでこれらの分泌が適切なバランスとなり、余分なカロリー摂取を防ぎ、太りにくい体質づくりに役立ちます。現代人が肥満が多いのと睡眠に障害を持つ人が多いことにはつながりがあるのかもしれませんね。


☆お肌の健康


睡眠はお肌の状態とも関係が深いのです。

睡眠中に分泌される成長ホルモンは肌のターンオーバーを向上させ、美しい肌質を作るのに不可欠です。
入眠後20分~30分後に最も深い睡眠が訪れます。

この時間帯に成長ホルモンが分泌され、肌の修復や新陳代謝が行われます。睡眠時間のうち定期的に深い睡眠(ノンレム睡眠)と浅い睡眠(レム睡眠)が訪れますが、深い睡眠の時間帯が多いほど成長ホルモンが分泌され、肌にも好影響を与えるとされています。


お肌のゴールデンタイムは都市伝説???


また、一度は聞いたことがある方も多いと思いますが22時〜2時が『お肌のゴールデンタイム』と言い成長ホルモンが多く分泌されると言われてきましたが、実はこれは都市伝説とまでは言いませんが昔の人の生活習慣から出てきたものだ、というふうに最近では言われています。

確かに早寝早起きは睡眠の質を高めてくれるのでお肌に大切な成長ホルモンの分泌を促進してくれるので、あながち嘘ではないですが、それを気にしすぎてストレスになったり、寝付けなくなったりしては本末転倒です。

寝入りばなの最初の90分に質の良い睡眠が取れると成長ホルモンの分泌が良くなるそうなので、後ほどご紹介する良い睡眠の為の生活習慣が大切です。

次回はこの大切な睡眠が損なわれる、不眠症の原因について考えていきたいと思います。

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