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早川弘太

漢方と健康相談のプロ

早川弘太(はやかわこうた)

株式会社 沢田屋薬局

コラム

若年化している尿トラブル・尿もれ・頻尿・前立腺肥大【山梨 漢方 さわたや薬局】

尿トラブル

2018年1月18日

新年1月はオシッコのトラブルについての健康コラムを連載しております。

前回までは、尿トラブルが起こる理由、女性に多いトラブルの膀胱炎についてなどをご紹介しました。




男女問わず悩みが多い「頻尿&尿もれ」


今回はまず最初に尿漏れ、頻尿の原因についてお届けします。

そもそも排尿とは、膀胱に尿がたまっても、正常な場合は尿道を筋肉が締めつけているので、すぐに出てしまうことはありません。

トイレに行くなどして、脳が「尿を出してもいいですよ」という命令を出すと、この筋肉がゆるんで尿道が開き、止められていた尿が排泄されます。これが正常な排尿です。

ところが、加齢や出産、薬などの影響で、カラダのバランスが崩れ、この筋肉自体がゆるんでしまったり、膀胱の炎症やホルモンバランスの変化などの影響で、脳が間違った命令を出すようになることがあります。
すると、尿を止めておくことができず、意図に反して尿がもれてしまいます。

くしゃみやせきをしたときにほんの少しもれてしまうものから、トイレに行くまでがまんできずに一気に出てしまうものまで、症状はさまざまです。

男性の頻尿などの原因No.1 前立腺肥大とは?


具体的な尿トラブルの原因としては、まず最初は、男性の尿トラブルの原因NO.1、前立腺肥大を見ていきましょう。

前立腺は男性しか持っていない身体器官です。前立腺は膀胱のすぐ下に隣接しており、膀胱にためられた尿を排出するための通り道となる「尿道」の周囲を取り巻いています。

大きさは栗の実やクルミ程度で、重さも20グラム程度と非常に小さな器官です。排尿と生殖に密接な関係がある器官なのです。前立腺の肥大は詳しい原因はハッキリしていませんが、男性ホルモンと関係が深いと考えられています。

すべての男性がなるわけでは無いことからも疲労の蓄積や、ストレスなどカラダに負荷がかかることで、バランスが崩れてしまい、前立腺が肥大すると考えられています。

前立腺が何らかの原因で大きく肥大してしまうのが、前立腺肥大症の大きな特徴です。

前立腺は生殖や排尿に関係する機能があるため、前立腺が大きくなることでこれらの機能に影響が現れてきます。

特に排尿への影響が大きく、前立腺の肥大によって何らかの排尿障害が現れた状態を「前立腺肥大症」と呼びます。排尿に影響をおよぼすため、日常生活に大きな支障を与える病気といえます。
(参考文献:グラクソ・スミスクライン社HP)

前立腺肥大は薬物による治療がメインですが、中医学的には腎の弱りなどが大きな原因で、日頃の予防と養生で防ぐことも可能です。具体的な方法はこのシリーズの最後の方で、ご紹介予定なので(もったいぶってすいません)ぜひご覧くださいね。


前立腺肥大とも関係が深い、男性更年期について
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