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早川弘太

漢方と健康相談のプロ

早川弘太(はやかわこうた)

株式会社 沢田屋薬局

コラム

怒りのコントロールができない心の病『おあり運転』も体の不調から【山梨 漢方 さわたや薬局】

メンタルケア 漢方

2017年11月9日 / 2018年10月11日更新

スキンケアのことをシリーズでお伝えしていますが、ちょっと気になるニュースがあったので、今回は運転マナー、とくに『煽り運転』などをしてしまう精神状態についてお届けしたいと思います。

あおり運転による悲しい事故を通じて


東名高速道路で起こったとっても悲し事故をきっかけに運転マナーについて連日取り上げられる機会が増えています。

事件発覚後からも連日新聞でも取り上げられており、ドライブレコーダーの需要が高まるなど社会を動かす事件となりました。

先日たまたまテレビをつけていたら、煽り運転ではありませんでしたが、酒を飲んでいたかもしれないですがタクシーに乗った乗客が車内で暴れて暴行する、急にキレる映像が流れていました。

過度な怒りは心と体の不調のサイン


煽り運転や突然キレて言葉の暴力、実際の暴力にさらされる危険性は僕らの日常にいつもはらんでいます。ドライブレコーダーなどはその抑止力になる可能性があるので今後常備されるかもしれませんね。本来ならそんなものを付けなくても良い社会であればよかったのですが、それだけ実は社会が病んでいるとともに、体調の悪い方が多いのかな?って感じました。

怒りのコントロールができない状態とは?


何でかというと、煽り運転も、もともとはちょっとしたきっかけですよね。例えば、急いでいるのに前の車がノロノロしていた(っていうかきっと法定速度をちゃんと守っていたはずなので、ゆっくり運転している車には非がない場合が多いですよね)ことや、自分の前にちょっと急な感じで車が入ったことに激昂したりと、実はこれってその時に自分の心の状態によってまったく受け取り方が違うと思います。


漢方では『肝の弱り』と考える


漢方では、心の状態と体の状態はリンクしていると考えます。

とくに『気のめぐり』とという今風に言うと自律神経や感情などをコントロールするものがあると考えますが、これをコントロールしてくれるのが『肝』という風に考えられています。

過度の疲労や、過剰なストレス、睡眠不足、飲食不摂生などで肝が弱るとこのバランスが崩れてしまい、肝陽上亢(かんようじょうこう)と言っていつもイライラしたり、怒りっぽくなる傾向が出てくるのです。

また、貧血のような血液不足も感情に影響がでると考えます。心脾両虚と言って、胃腸の働きが弱くて、食べたものから気や血をしっかり作れず、それが心(漢方ではこころと心臓の働き両方を含みます)にしっかり届かないと、考えすぎたり、緊張しやくなったりしてしまいます。そして気と血がしっかり脳にいかなくなると忘れっぽくなったり(健忘)、ストレスを感じやすくなったりします。

体調管理も大切なアンガーマネジメント法



『最近車に乗ると妙にイライラする』という方は体の不調のサインかもしれませんので、ご自分の体調や生活習慣をぜひ見直してみてください。

男性は特に注意が必要



車の運転はただでさえ慣れていても体に力が入り交感神経が過敏になり攻撃的になりやすくなります。とくに男性はもともと狩りをする性質(餌取り気質)があるので、女性に比べると圧倒的い攻撃的になりやすい傾向があります。

怒りやすい、車にのると豹変する(運転による交感神経優位状態が強いと怒りや興奮しやすい状態になりやすいと考えます)ような傾向のある方や、普段からいろいろ我慢しすぎてストレスをためすぎている方はぜひ注意してほしいと思います。

そんな心理状態は体調不良の一つと考えて早めに漢方などで体調を整えたり、医師などの専門家に相談するようにしましょう。

運転中の興奮しすぎを予防する方法


車の運転中に興奮しやすい方は簡単なことなのでこの様なことに注意しましょう。

1)車に乗る前、ちょっとした信号待ちにはゆっくりと深呼吸しましょう

2)車に乗るときは時間にゆとりをもって焦らないような環境づくりをしましょう

3)車内のBGMは気分を高揚させるような激しい音楽でなくできるだけラジオやゆっくりとした音楽で興奮しすぎないようにしましょう

4)ガムなどをかんだりしてリラックスしましょう

5)窓を閉め切りにしないで定期的に空気の入れ替えをしましょう(酸欠防止)


車は人を簡単に殺すことができる恐ろしい道具です。これ以上、東名高速道路で起こったような悲劇をおこさないためにも車に乗っている方はぜひ安全運転とともに、ご自分の体調にも注意して起きましょう(^^)




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