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夏の水分のとり方〜体質・体格・水分のとり方はオンリーワン〜【山梨 漢方 沢田屋薬局】

2014年7月3日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:水分の取り方

コラムカテゴリ:医療・病院

水分のとり方はオンリーワン?



短期集中の「夏の水分のとり方」コラムも今回で最後です。

前回までは、「水のめブーム」の誤り

サボテンや水草を用いた体質の違いと水分のとり方などを紹介してきました。



「水を沢山飲むと健康になる」

「水を沢山飲むと代謝が良くなる」

「水を沢山飲むと血液がサラサラになる」

「水を沢山飲むと痩せる」

最初にこのような間違った情報がひとり歩きしているということをお伝えしましたが、全ての言葉の後ろに「運動すると」をつけると状況は変わります。

運動して、汗をかき、からだの水の入れ替わりを活発に行うことで代謝が活発になり、健康な身体、代謝改善、血液の流れが良くなり、体重を減らすサポートが出来るのです。

水に血栓を溶かす力はありません



極論をいえば、とてもじゃないですが水に血栓を溶かすような働きは一切ないので、ドロドロ血液が改善することは無いと言えるでしょう。せいぜい、血液が水浸しになるぐらいです。ゴミだらけの川に水をたくさん入れて綺麗になるでしょうか・・・?薄まっても汚れた川はそのままですよね。

「お医者さんに水分と取れと言われたから・・・」と水分をガブガブ飲んでしまった方もいましたが、よくよくお話を聞くと、お医者さんは「暑いから水分とってくださいね」とは言ったみたいですが「たくさん」とは言っていなかったようです。また、具体的に「どのように水分をとれば良いか?」というところまではなかなか教えてくれなかったようです。


〜では、水分補給の仕方は?〜


適量の水分を補給する方法は様々です。また先に述べたように、体格や体質、生活環境の違いにより必要な水分はことなりますから「1日◯◯リットル水分を飲んでください」とはいえないわけです。せいぜい目安になるぐらいです。

基本となる水分摂取の目安ですが、これはあくまでも「健康体」の方の目安です。何可病気があったり、高齢者であったり、子供の場合は定期的に水分を取るように声をかけてあげることも大切なので、ご注意ください。

〜水分摂取の目安〜


1)喉が乾いたら飲む
2)一度に沢山の量を飲まない(がぶ飲み禁止)
3)小さいコップですこしづつ唾液を混ぜながら飲む(牛乳を噛んで飲めと言われた感じで)
4)美味しいもの(ジュースなど)は飲み過ぎるので、注意が必要
5)冷たいものもがぶ飲みしやすいのでできるだけ常温で
6)ペットボトル直飲みはがぶ飲みの元。コップに注いで
7)口が渇くと、水分が足りないのは違う。口の渇きには氷や酸っぱい梅などを活用して、唾液を出しましょう

当たり前のことばかりですが、なかなかこれができないのも事実です。たまには美味しく、ガブガブ飲むのも良いですが、そればかり続くと体に負担がかかります。

僕は健康相談の方にはこのような中から生活習慣でやりやすいものを選んでお伝えするようにしています。

「水分取りすぎないでくださいね」というのはある意味「水を飲んでくださいね」というアドバイスと同じレベル、注意しないと水分を取らなすぎて脱水になる危険性がありますから、具体的にどうやって水分を取るべきか?どうやって注意するのか?ということを自分の体質にあわせて、年齢に合わせて行うことが必要でしょう。

涼しいエアコンの中で1日のほとんどを過ごす「サボテンタイプ」の方、ちょっと外にでて暑かったからとペットボトルでガブガブ飲んでいませんか?

正しい水分補給、体質、体格、環境に合わせた水分補給で元気に夏を過ごしましょう。

沢田屋薬局の詳しい情報はHPを御覧ください。

沢田屋薬局ホームページ


水飲む小僧

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