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コラム

それって「趣味」ですか? それとも「暮らしのため」ですか?

2021年2月23日

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: NISAファイナンシャルプランナー 相談投資信託

皆さま こんにちは!

老後の安心と家族の幸せづくりの専門家 ファイナンシャル・プランナーの寺田尚平です。

30年ぶりに日経平均株価が3万円を超えて、お持ちの金融商品の評価額が上昇した方のなかには、今後の動向について気になる方も多いと思います。

また、投資はしていないけれど、周りの人から「儲かった」という話を聞いて、投資について気になっている方もおられると思います。

このようななかで、様々な予想やアドバイスがあふれています。

「まだまだ、上がる!」「日経平均株価は5万円まで行く!」

「これは、バブルだ!」「もうそろそろ、崩れる!」      とか

しかし、将来の株価や為替の動向を正確に予想することは、どんな時代でも困難です。

いつも笑わせる、面白いセミナーで、ご活躍されている奈良県の金融・投資教育コンサルタントの須原光生(すはらみつお)氏によれば、

「予想(よそう)」を逆から読めば「うそよ」 です。

私は、将来の株価などの情報を収集することは大事なことですが、それ以前に「どんな考え方やスタンスで、資産運用をするか?」ということの方が、より大事だと考えています。

今回のブログでは、前回のブログに引き続き、FP業界の「大御所」である「神戸孝(かんべたかし)氏」の講演の内容を参考に、私の資産運用アドバイスの考え方などについてお伝えします。ご参考になれば、嬉しいです。

※須原光生氏についてはこちらから http://www.suhara-mitsuo.net/

※神戸孝氏についてはこちらから http://www.fp-ac.co.jp/company/message.php

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◆2つの資産運用のタイプ「趣味としての運用」or「暮らしのための運用」



私は、資産運用を行うスタンスとして「趣味としての運用」と「暮らしのための運用」があると考えています。

そして、幣オフィスでは「暮らしのための運用」のアドバイスやサポートをしています。

それぞれ詳しい説明はさて置き、まずはそれぞれの特徴について、対比しながら説明したいと思います。

・資産運用を行う動機は、
  「趣味としての運用(以下、趣味と略)」は、「楽しみたい」「儲けたい」
  「暮らしのための運用(以下、暮らしと略)」は、「お金にもある程度働いてもらいたい」 

・大事なものは、
  「趣味」は、株価などの「予想」「タイミング」「銘柄」
  「暮らし」は、「投資に対するスタンス」  

・特徴を表すキーワードは、
  「趣味」は、「短期」「集中投資」「一括投資」「リスクテイク」
  「暮らし」は、「長期」「分散投資」「積立投資」「リスクコントロール」 

・感じる気持ちは、
  「趣味」は、「ドキドキ」
  「暮らし」は、「退屈」 

・選択する商品や手法は、
  「趣味」は、「個別株」や「テーマ型の投資信託」
  「暮らし」は、「バランス型の投資信託」や「ポートフォリオ運用」 

◆狩猟型の「趣味としての運用」



「趣味としての運用」と「暮らしのための運用」のそれぞれの特徴の対比を見ていただいて、何となくイメージをつかんでいただけたでしょうか?

多くの方が、資産運用や投資に持っているイメージは、「趣味」の方に近いのではないでしょうか?

過去から証券会社が、推奨してきた投資のスタイルです。

このスタイルでの投資は、全体の資金の一部で、万が一ゼロになっても、生活に影響を与えない、本当に余裕のある資金で行われていると思います。

趣味ですから、殖える喜びや楽しみ、ハラハラ・ドキドキを味わうことが目的になります。

だから、短期で結果を見てみたいし、様々な商品に分散するのではなく、ブームになっていて、有望と思われる銘柄や商品に「集中投資」します。

最近では、「IT」「AI」「EV」「5G」「フィンテック」「ロボティクス」「ESG」などに関連する銘柄や商品です。

わかりにくい、様々な資産に投資する「分散投資」や「チマチマ」買っていく「積立投資」は、嫌いです。

予想に基づき、タイミングを見て、勝負をかける・・・「狩猟型」のイメージです。

結果的に、現在のように株価などが順調な時は、大きな利益を手に入れることができます。

しかし、このスタイルの投資をできる人は限られるし、そもそも投資で「楽しむ」ことよりも、趣味や旅行、ショッピングなどで楽しみたいという方が多いのではないでしょうか?

◆農耕型の「暮らしのための運用」



「暮らしのための運用」を行う動機は「働いたり、年金収入などがあるものの、やっぱりお金にもある程度働いてもらいたい」です。

一時的な「楽しさ」を追求する「趣味としての運用」とは異なり、ある程度お金に働いてもらった結果、将来の暮らしを「よりよくする」ことが目的です。

「趣味のための運用」のように「短期間」で、スリルや「ドキドキ」を味わうのではなく、時間をかけてじっくりお金を育てていく「農耕型」のイメージですから、少々「退屈」かもしれません。

長期的にみれば、世界全体では、経済は成長し続け、株価などの上昇していくという前提に立って「長期投資」を行います。

そして、重要なキーワードは「分散」であり、「負けにくい運用」です。

「趣味としての運用」は、予想に基づきひとつにかけるイメージですが、「暮らしのための運用」は、予想は外れるかもしれないという前提にたって、もし外れた時でも、可能な限り損失を少なくすることを考える運用です。

昔あった(今もあると思いますが・・・)ボードゲームの「人生ゲーム」のなかで、全財産を1~10のマスのどこかに置いて、ルーレットを回す場面があったと思います。

「趣味としての運用」は、ひとつのマスに全財産を集中して置き、「暮らしのための運用」は、複数のマスに分けて置くことになります。

商品や手法としては、株式や債券などに分散したバランス型の投資信託やポートフォリオ運用です。

また「積立」も重要なキーワードです。

「積立」で、投資信託などを購入していくことは、購入するタイミングを分散(時間分散)していることになります。

「趣味としての運用」は、短期間での大きな値上がり(例えば2倍とか)を目指しますが、「暮らしのため運用」は、長期に渡たって安定的に殖えていくことを目指します。(あくまでもイメージですが、年1%~4%程度の利回り)

ポートフォリオ運用(証券用語解説集 野村證券)

◆まとめ



最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。

「趣味としての運用」と「暮らしのための運用」について、理解を深めていただけたでしょうか?

どちらが良くて、どちらが悪いということではなく、どちらを選ぶかは、その方の経験や価値観の違いです。

両方をやるという選択肢もあります。

人生100年時代と言われるように、長く生きる時代を「よりよく生きる」ためには、寿命が伸びた分に合わせて、お金にも働いてもらって「お金の寿命」を伸ばす工夫をする必要がある方もおられますし、その必要のない方もおられます。

現在、株式市場などが好調に推移するなか、金融機関から様々な商品の提案を受けられる機会もあると思いますが、すぐに話には乗らずに、まずは「現状把握」が大切です。

現在のご資産の状況を一覧表にして、将来の収支や資産残高の推移をシミュレーションを行い、

・将来の夢や目標を実現するためには、資産運用が必要であるのか、ないのか?
・どのくらいの金額を投資に回すのか?
・どのくらいの利回りを目指すのか?
・その利回りを実現できる商品はどのようなものがあるか?   

                    という流れで検討していくことをおススメします。

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寺田尚平

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寺田尚平(ウェルビーイング・ コンサルティング ・オフィス)

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