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資産運用の必要性、日本の現状と向き合うには?

2020年3月7日 公開 / 2023年1月10日更新

テーマ:不動産投資と年金対策

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: 社会保障制度年金対策

皆さんこんにちは。
和不動産の仲宗根です。
【資産運用の必要性、日本の現状と向き合うには?】というテーマで本日は書き進めて参ります。

最近のコロナウイルスの感染問題で自粛期間などもあり、働き方を変えざるをえない状況に陥っている人も多いと思います。景気の悪化や株などの証券価値の下落、為替相場の変動や金融市場の混乱で収入面や資産面での不安も一気に膨らんだことでしょう。人生100年時代と言われる現代、今後いつこのような問題が起こるか分かりません。今こそ資産運用の必要性を再確認し、対策や準備するべきではないでしょうか!

そこで今回は、日本経済がここ20年でどのように変化してきたかを確認していきましょう。

日本の物価は安い?

コロナウイルスの問題で、訪日観光客が一気に減り、観光業や小売店を中心に業績悪化が叫ばれています。しかし、なぜ?訪日外国人客は日本の経済に影響を与えるほど増えたのでしょうか?
答えは、日本の物価が世界の諸外国に比べて安いからです。以下のグラフをご確認ください。

200307コラム①
米国やドイツの個人消費デフレーターは、ここ20年間で右肩上がりなのに対し、日本は1995年から下がる一方です。つまり、日本は深刻なデフレ経済の中にあります。モノの値段が下がれば、給与にも大きな影響があります。

200307コラム②
名目賃金も個人消費デフレーターと同様に、米国・ドイツは右肩上がりなのに対し、日本は下降傾向になっています。日米の比較で明らかですが、日本では格差が進行してきているのです。

200307コラム③
平成30年の民間給与実態統計調査を確認すると、格差が広がりつつあることを理解できるかもしれません。今や年収500万円を超える人は、約30%です。
名目賃金が下がり続ける中で、豊かさを感じにくい社会に突入していると言っても過言ではないでしょう。

賃金が上がらない原因

報酬が上がらない原因は、日本の雇用形態が劇的に変化しているからです。年功序列は崩壊し、中高年と若年層の賃金格差は縮小しています。終身雇用も崩壊し、実力主義の多様な働き方に社会は変化しているのです。
さらに、AIの普及により単純作業や手続きはロボットが代替し、人間はより高度な職務を要求されるようになってきました。
追い打ちをかけるように、日本では少子高齢化が進行し、人口減少が深刻化しています。当然、人が減れば消費需要もなくなりますので、モノが売れません。このように日本は、給料が上がりにくい社会に変貌しつつあるのです。
200307コラム④
このため、皆様もご存知の通り、中長期的な立場から見ると貯蓄から投資へという資産運用の必要性が叫ばれています。

資産運用を始めるなら早い方がいい

一般的に資産運用を始めるのは、なるべく早い方がよいとされています。その理由は、時間をかけることで投資における「リスク」を減らせるからです。
私は、それ以外にも理由があると思っています。それは、年功序列が崩壊した今、定年間際になると給与自体が下がる傾向にあるからです。
200307コラム⑤
厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、賃金は50~54歳を境にゆっくりと下降傾向になっていきます。
子どもが独立してから準備しようと考えている人も多いと思いますが、教育費がかからなくなる代わりに、賃金自体が下落してしまえば準備する資金そのものが減ってしまうため、思うように貯められないということもあるでしょう。そういった理由から、身の丈に合った範囲で、早い時期から資産運用に着手することは非常に大切なことなのです。

本日は、さまざまな統計資料を確認して、日本の現状を少しだけお伝えしました。急激に経済が変わることもあるでしょうし、健康面の問題で働けなくなることもあるでしょう。技術革新によって今まで学んだ仕事も、コンピューターに取って代わられるかも知れません。
今や、普通に仕事をして、労働収入1本という生活自体がリスクになっているのです。

働けなくなり、事業ができなくとも収入を得られるシステムを構築すれば、精神的な不安も随分軽減できるのではないでしょうか。そこが、不労所得の最大のメリットです。
自分が働けなくても、マンションを所有していれば、入居者からの家賃で収入を得ることもできます。預金や貯金はいつ底をつくか分かりませんから、早期から資産運用を行い、定期的な収入を得たいものです。

中古ワンルームマンションなら、不動産投資の中でも比較的少額で購入することができ、一棟物件に比べ、管理する範囲が少ないため、手間もかからず修繕費用等も抑えられます。さらに、今は日本銀行主導のマイナス金利政策による融資金利の低下というメリットがあるため、より始めやすい状況なのではないでしょうか?

もちろん、マンション投資にもリスクがありますので、マンション投資の仕組みやリスクをよく理解してから始めることをお勧めします。不動産市場などの参考に、私のコラムを活用して頂けましたら幸いです。

資産運用を始めようとお考えの方へ

資産運用にはさまざまな種類がありますが、和不動産では、資産運用商品として、都心築浅中古ワンルームマンションをおすすめしております。

「都心築浅中古ワンルームマンション」が良い理由はたくさんあるのですが、そのうちの一つが、供給が少なく、需要が高いことです。

「供給が少なく需要が高い」ということは、「空室リスクが低い」ということ。
不動産投資は、家賃が入ってこなければ成り立ちません。毎月安定した収入を得たいなら、空室リスクが低い物件を選ぶことが重要でしょう。

また、不動産投資を始める際には、団体信用生命保険(団信)に加入ができます。
団体信用生命保険(団信)は、ローン契約者が死亡・高度障害状態になったときに、残りのローンを肩代わりしてくれる生命保険で、団信加入後、すでに加入済の生命保険の見直しをすることで保険料を軽減できる可能性があります。

資産運用の必要性については理解して頂けましたでしょうか?
昨今の日本の現状では、リスクをどれだけ回避し、保険をかけておくことで生活の質が変わるでしょう。
老後など今後のことを心配して生きることはしたくないことだと思います。
そこで、和不動産では、不動産投資セミナーを開催しております。
上記でお話しさせていただいた以外にも、不動産投資、ワンルームマンション投資のメリットやデメリット、購入すべきエリア、環境や価格の変化、税金対策など、さまざまなテーマで解説をしています。

資産運用を始めようかとお考えの方は、ぜひ一度当社のセミナーへお越しいただければと思います。多くの割合の参加者に満足いただく自慢のセミナーです。ネット配信のオンラインセミナーも開催していますので、会場へお越しいただくのが難しい方はそちらもご活用ください。

お申し込み、セミナー概要の確認は下記リンクよりお知らせしています。
https://nagomi-fudousan.com/seminar/study/

今回のコラムは、ここまでです。最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。次回のコラムもお楽しみに!
和不動産 仲宗根和徳

この記事を書いたプロ

仲宗根和徳

アフターフォローで評判の不動産投資アドバイザー

仲宗根和徳(株式会社和不動産)

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