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不動産投資成功に必要な「行動力」のポイント!

2015年11月28日 公開 / 2022年10月15日更新

テーマ:不動産投資コラム

コラムカテゴリ:住宅・建物

皆さんこんにちは。
和不動産の仲宗根です。
本日は、【不動産投資成功に必要な「行動力」のポイント!】というテーマで解説いたします。
今回は、不動産投資を成功に導くには、行動力が必要です。行動力がなぜ必要な条件なのかを書きすすめて参ります。

“周りと一緒”ではいけない

なぜ行動力が大切なのでしょう。それは「“周りと一緒”ではいけない」からです。もう少し細かく言えば、「“周りと一緒”のことをやっていても、資産は築けない」からです。

あなたの周りの人を見てください。もし、お金に苦労していたり、将来のことを考えていないような人ばかりなら、要注意です。その人たちと同じように失敗してしまうのは、火を見るより明らかです。

そこで必要なのは、「お金持ちの真似をする」ことです。身近にいなければ、本を読んだり、講演会を聞きに行ったり、人から紹介してもらったりと、いろいろ手は考えられます。大切なのは、成功するような環境に身を置くことなのです。

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一生懸命に本を読んだりして、誰よりも勉強はしているものの、実際には不動産投資を行っていない人は大勢います。むしろ勉強していて、実際に不動産投資を行っている人の方が少ないといっても過言ではありません。しかしその一方で、投資のことをよくわかっていないにもかかわらず、不動産投資で多額の収入を得ている投資家もいます。

勉強していてもお金にならない人と、詳しく知らなくても資産を築いている人の差は「行動力」にあります。実際に「やるか、やらないか」の差です。行動しなければ成功することはあり得ません。

不動産投資における行動力とは、成功している人を参考にとにかく動いてみることです。自分で実際に動いて、PDCAサイクルを回しながら成功と失敗のノウハウを実体験として学んでいくことがポイントです。今回はこの「行動力」をつけるための方法についてご説明します。

頭でっかちは失敗のもと

当たり前のことですが、不動産投資を行う上で、不動産投資のことを知らないでやるよりも、知ってやる方が成功の確率は確実に上がります。しかし勉強はあくまでも手段であって、目的ではありません。不動産投資の目的は、言うまでもなく資産を築くことです。そのためには、あまり慎重になり過ぎず、頭でっかちになることなく、恐がらずにどんどんと行動を起こしていくことが一番大切なのです。

ちなみに、不動産投資のことをよくわかっていないにもかかわらず、多額の収入を得ている方は、単純に運が良かったり偶然が重なって成功しているというわけではありません。自分に知識がない分、周りに専門家を置くことで補填をしているのです。そういった形で、自分にないものをプロに任せるのも立派な戦略のひとつです。

行動することから得られるもの

これまでの私の経験から言うと、投資物件を購入したオーナー様は、買って安心してしまうのか、その後、あまり顔を見せてくれなくなります。つまり「購入」という行動は取ったものの、その次の行動を取らずに放置してしまうのです。冒頭でも申し上げました通り、不動産投資で成功をするためには、「お金持ち(成功した)人の真似をする」のが一番の近道となります。購入後に何の行動も取らないというのは、失敗する人の真似をしているだけです。

行動し続けることで得られるものは、ノウハウです。ですから、とにかくやってみることが大切です。その結果、得られる結論があります。たとえば、繰り上げ返済をしたことがない人には、繰り上げ返済のメリットはわかりません。あるいは、リフォームを行って物件のバリューアップをしたことがない人は、「リフォームをしたら家賃が上がる」ということが実感できません。

例えば、繰り上げ返済により、結果として融資を受けたローンの支払い額が下がるのを経験できたら毎月のキャッシュフローは上がります。それはそのまま自分のノウハウとなります。繰り上げ返済は50万円からできます。とにかくとりあえず、やってみることをおすすめします。

街並

行動力を付ける上で最も重要なポイントは「最終目標」

とにかく行動しましょう、と言っても闇雲に動いては意味がありません。行動をするにはまず、最終目標を立てる必要があります。目標が決まりさえすれば、後はその目標を達成するためにどうすれば良いかを考えるだけです。それが行動につながっていきます。

最終目標はより具体的に設定してください。私が今まで不動産投資をされている方にお聞きした中では、「早期リタイアが最終的な目標です」と言う方が多いようです。しかしそれだけでは、いざ動き出そうという時にどう動いてよいのかわからず、結局失敗してしまいます。

早期リタイアを実現させるためにはどのぐらいの資産が必要なのか。具体的な金額をはじき出したほうが、その後の行動が明確になります。たとえば、「月50万円欲しい」ということであれば、それを少し上回るくらいの家賃収入を得ること。すると、そのために家賃いくらの物件を何部屋持てばいいのか。つまり短期的にやらなくてはならない目標が決まります。そうなれば後はもう行動あるのみです。

さらに、目標は最終的なものだけではなく中期目標を定めると、より明確な行動が取れるようになります。目安としては、「5年後の不動産投資からのキャッシュフローをどの位にすれば良いか」です。目先の目標金額は、月10万円程度。年間100万円貯めることができれば、繰り上げ返済や物件の追加購入など、不動産所得だけでいろいろと運用できるようになります。

PDCAサイクルを回すことでノウハウを得る

投資、ことに不動産投資において、自分の体験から得たノウハウが一番の財産になります。そのためには、しつこいようですがとにかく行動すること。そして、諦めないことです。PDCAサイクルを回して、何回もチャレンジしてください。

PDCAとは、Plan-Do-Check-Actのそれぞれの頭文字を取ったものです。

◆Plan=計画
◆Do=実行
◆Check=評価
◆Act=改善

となります。PDCAサイクルとはつまりこの計画、実行、評価、改善を繰り返すことで業務を継続的に改善していく手法を言います。

まず具体的な最終目標を設定します。そしてそれを実現させるための計画立案をします。これがPlanです。この計画立案に関しては、企業を上手く活用してください。不動産会社には過去のオーナー様の成功や失敗など、あらゆるデータが蓄積されています。実際に行動を取られるのはオーナー様ですが、不動産会社はナビゲーターとなり、有効なアドバイスをさせていただきます。

次に立案した計画を元に行動を取ります。つまりDoです。ここで重要なことは、実際に取った行動をしっかりと帳簿につけておくことです。その帳簿とは、「不動産投資を成功に導く『会計力』をつけるには帳簿がすべて」でご紹介した「部屋ごとの管理シート(NRIS)」です。

これに目標を達成するために行った行動や物件の利益を記すことで、成功したにしろ失敗したにしろ、実体験というノウハウを数値としてきちんと得ることができます。

行動はしっかりと数値として残しておかないと、成果があいまいなものになってしまいます。数値がなければ比較対象ができないため、評価もできなければ、改善を行うこともできません。仮に行動が成功だったとしても、次に同じことをやろうとしてもできないのです。

街並
今回のコラムは、ここまでです。最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。次回のコラムもお楽しみに!
和不動産 仲宗根和徳

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この記事を書いたプロ

仲宗根和徳

アフターフォローで評判の不動産投資アドバイザー

仲宗根和徳(株式会社和不動産)

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