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斉川貴子

コミュニケーションがとれる話し方を磨く講師

斉川貴子(さいかわたかこ) / 司会

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コラム

声を使いこなす

2016年8月23日 公開 / 2022年1月24日更新

テーマ:

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 企業研修リーダーシップ スキル人材育成 研修

突然ですが、マスク生活が当たり前になってから声や表情を作ることが疎かになっていませんか。

今はインターネット・SNSなどが当たり前の時代ですので一度も対面で会った事がなくてもコミュニケーションが取れる時代です。
また、マスクをすれば顔の半分が隠れますので対面でも素顔を隠すには大変重宝するアイテム。

学校・職場でも会話を必要以上の会話をすることを避ける事が主流となりました。
そうなると、相手に向ける声や表情を作る事に手を抜いてしまいがちですよね。

メールなどは伝えたい内容によって文字の大きさや書体を変えたり、絵文字を使って気持ちを表現する事が出来ます。
これからもインターネットは誰かの手で開発され進化していくでしょう。

しかし、どんなに時代が変わっても何も変わらずシンプルで基本的なコミュニケーションは
自分の「声」を使う事。
シンプルですが、最も重要で難しいコミュニケーション。

自分の声を使いこなしていますか?


「伝えたい事が思うように伝わっていない」
「冷たい人に見られる」
「話を聞いていないと思われる」
・・・・・・等

意外に感じられるかもしれませんが、これらは「声」で解消する事が可能です。

「声」の印象であなたが変わります!!

お母さんがよそ行きの声で電話にでるように
好きな人と話す時には声のトーンが上がるように
お化粧やドレスアップと同じように声を装うのです。

外面の装いは、相手に対するマナー・気遣いです。
「声」も同じ事。

例えばビジネスシーンにおいて重要な事も覇気のない声で話しかけられたら、やる気を失いませんか。
どうでもいい人間と思われていると感じたら悲しくなりませんか。

声は目に見えるものではありません。
声は気持ちで色が変わります。
これが「声色」です。

表情がわからなくてもこの色を人は感じ取ります。

声は自分で磨くことでしか変える事ができません。
しかも磨けば磨くほど、ささくれている声が磨かれ艶がでます。

特に会話をすることを避ける今、
声を使っていないからこそ、声が衰えて老けてきています。
声のトーンが低くなった
声が出しにくくなった
などなど

一人の時に声を出してみましょう。
ラジオから流れる歌と一緒に歌ったり、発声練習をしてみたり。

マスクをしていない時と同じ声量ではマスク越しの声が小さくて相手にハッキリと聞こえていない事が多いです。
ぜひ、もう一度自分の声に意識を向けてみてください。

沢山の声の色を身につけ表現力を身につけましょう。

この記事を書いたプロ

斉川貴子

コミュニケーションがとれる話し方を磨く講師

斉川貴子(リ・コネクション)

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