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斉川貴子

コミュニケーションがとれる話し方を磨く講師

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コラム

【気持ちを伝える話し方】

2020年4月28日 公開 / 2021年5月27日更新

テーマ:伝え方

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 会話術人材育成 研修

自分の感情や考えを相手に伝えられていますか。

相手に嫌われたり、不機嫌にさせてしまいそうでガマンしてる事が多いのでは?

自己表現するとき、
相手の感情を受け入れながらも
自分の思いを伝える話し方をする事で
改善されます。

それは
【I(アイ)メッセージ】
という話し方。

アドラー心理学でも出てくるので
〈人を動かす話し方〉としても
知られていますね。

Iメッセージは
〈あなたが〇〇をした事で
私はこんな影響を受けました〉
というメッセージを相手に伝える話し方。

ポイントは、
相手の行為について
主語を「あなた」から「私」に変える事。

相手の行為について
自分への影響
自分の感情

の構成で伝えます。

「あなたはいつも遅刻ばかりね。」
  →「私はあなたと会うのをいつも楽しみにしてるから、ちょっと寂しい気持ちになったわ。」

「君の努力は、素晴らしいね。」
→「君の努力には、感心するよ。オレも負けていられない!がんばらないとっ!」

ついつい相手の行動だけをクローズアップさせ
「あなた」を主語になる言い方になりがち。

「あなたは」「あなたが」で
伝えてしまうと 事情や状況は関係なく
〈あなたは〇〇だね〉と
相手を観察したり感じた事の言い方になるので対等な話し方にならず
批判的な発言になってしまい、
それを受けた相手も反発するような
ケンカ腰の会話になります。

考えてみるとケンカの始りは
「そんな言い方しなくても…、あなただって~」からですよね!

自分の感情や欲求を伝えるわけですから、
主語は「私は」「私が」
にならないと伝わりませんね。

自分の感情が入る言い方なので
自己開示として相手も受け取ってくれる場合もあり信頼関係が構築されやすくなります。

相手に嫌なことを伝えないといけない時も、
相手にとって嬉しいことを伝えるときも、
自分の「気持ち」をストレートに
伝えることができる
「I(アイ)メッセージ」。
ぜひ、使ってみて下さい!

この記事を書いたプロ

斉川貴子

コミュニケーションがとれる話し方を磨く講師

斉川貴子(リ・コネクション)

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