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斉川貴子

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コラム

【コロナ鬱を吹き飛ばす!孤独やイライラを解消させる『朗読』】

2020年12月17日

テーマ:

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 認知症予防うつ病 特徴メンタルヘルス 対策

『コロナ鬱』という言葉を最近よく耳にします。

コロナ鬱とは、『うつ病ほど重くはなく、抑うつの一種で
コロナによる行動制限、心理的負担に原因があるもの』

気分が塞ぐ、趣味を楽しめない、眠れない、といった症状の方や
孤独感を感じるという人が増えているんだそうです。

お家時間も増えた分、SNSを見る時間も長くなり
自分と他人を比較して嫉妬することが増え、心がイガイガしてきたり。
一人暮らしで一日誰とも話さないで過ごす日が続いたり。

対人関係の悩みより日常生活の中での不安や孤独感を感じる人が増えています。

お家時間が増え誰かと会話をする時間も減り
声を出さない事も無意識にストレスの一つになっています。

お腹から声を出すこと、大声を出すことは笑う事や泣く事と同じような効果があり、
ストレスホルモンが少なくなるだけでなく内臓の働きも活性化すると言われています。

最近、いつ大声で笑いましたか?
いつ、大声で歌いましたか?

笑う事や歌う事は飛沫が飛ぶ・・・などと言われて、笑う事も歌う事も制限されています。

そんな時は、一人で声を出して出来る事でストレス発散!
最適なのは『朗読』です。

イギリスのサセックス大学の調査では
たった6分間の読書だけでもストレスが68パーセントまで軽減されることが分かり
音楽鑑賞(61%)散歩(42%)よりもストレス軽減効果が高い結果となりました。

更に音読は声を出して読み、それを時分の耳で聞く行為。目と耳と声を使います。
言語中枢は左脳にありますが、目で読み理解する場所・言葉を話す為に使う場所・言葉を聞いて理解する場所はそれぞれ違う場所にあり、音読はこの3つを同時に使うので活性化されると言われています。

朗読は、
気持ちが落ち着く、やる気が出る、ストレス解消、などの効果があります。

加えてご高齢者の方には、誤嚥性肺炎の予防効果も期待できます。
喉の筋肉は年齢と共に衰えていきます。
本来食道に入るべき食べ物が誤って気管に入ることで起こる誤嚥性肺炎は、
年を重ねるとともに気をつけたい病気のひとつです。
予防のためにも、音読でのどの筋肉を自然に鍛えましょう。

最近、顔の筋肉は十分に動かしていますか?
続けていけば顔のたるみも引き締める効果もあります。

最初は短い文章でもいいです。
まず、騙されたと思って、ネットコラムでも新聞でも誰かの金言格言でも声に出して読んでみて下さい!
気分がスッキリします。

是非、コロナ鬱にならないよう、『朗読』でストレス発散しましょう!

この記事を書いたプロ

斉川貴子

コミュニケーションがとれる話し方を磨く講師

斉川貴子(リ・コネクション)

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