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コラム

仏壇のクリーニングと修理・メンテナンス

2015年8月22日

テーマ:仏壇の選び方と基礎知識

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

勘違いしやすい仏壇の掃除とクリーニング

そもそもご先祖様に手を合わせるとき以外は、あまり仏壇のことを考えることはないと思いますので、仏壇の掃除とクリーニングは違うものと言われてもなかなかピンとはきませんよね。

小まめに掃除もクリーニングもしていれば話は別ですが、一般的にどんな違いがあるかなんて考えたことがないはずです。

とはいえ、要はお部屋の掃除とダスキンのクリーニングの違いや、衣類の洗濯とプロの本格衣類クリーニングと同じように考えていただければ良いでしょう。

掃除とは仏壇の中や周りに溜まったホコリや指紋を払ったり拭いたり、またはお供え物や供養花などでついた汚れを普段からご自身で綺麗にしておくことをいいます。

これに対してクリーニングというのは、ときには分解をしプロならではの特殊技法を用いて本来の仏壇の輝きを取り戻すことをいいます。

仏壇クリーニングの特徴

例えば金仏壇の場合はどうでしょうか。
金仏壇は金箔でおおわれているため、そもそもご自分でのお手入れ自体が非常に難しいと言えます。
金箔自体が非常に薄いため、ちょっと力を入れて拭こうものならすぐに剥がれてしまうわけです。

それゆえ、ほとんどの方はプロのクリーニングに依頼されています。
最近は特殊な泡洗浄に人気があり、それにより長年の使用で付いてしまった黒いすすを浮き出し、まるで新品のときのような金の輝きが蘇ります。

またそれにより音の響きも蘇ります。

唐木仏壇の場合は金仏壇と違って木目の落ち着いた色合いなのでそんなに汚れが目立っているという印象はありませんが、実際には油汚れやススの汚れで黒ずんでいます。

こちらもプロならではの特殊な洗浄方法で、木材を傷めないように汚れを落とすことができます。

一度クリーニングをすれば本来の厳かな存在感を放ち、黒檀・紫檀の美しい艶を取り戻すことができます。

仏壇のメンテナンスの必要性

クリーニングに出して初めてひび割れや剥がれ、虫食い穴などに気づくことがあります。
そのような傷は放ったらかしにしておくと、当然中は木でできているため、湿気で腐りカビ臭を放ったり、ひびが進行して変形したり耐久性が弱くなったりします。

私たちが実際に住んでいる家と同様、仏壇はご先祖様の安らぎの家です。

そのような場所を汚くてカビ臭く、今にも傾きそうな状態にしておくのはとても罰当たりです。

長持ちさせるためだけでなく、ご先祖様にいつまでも安らいでいてもらえるよう定期的なクリーニングはぜひ実施したいところです。

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