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吉井江里

歌・ピアノの指導や合唱指揮などで音楽の楽しさを伝えるプロ

吉井江里(よしいえり) / 教師

ソット・ヴォーチェ

コラム

「花」や「荒城の月」「箱根八里」の歌詞は忘れない【幼い頃に意味もわからず歌った歌】

2022年3月3日

テーマ:つぶやき

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: ボーカルトレーニングボイストレーニングピアノレッスン

明日は座学で講座を行うので教材を作っていた。
自分が喋る内容をやはりプリントにしてお渡しすると
よりわかりやすいと思うのです。

今は唱歌の歴史、ペリーの黒船から稲垣千穎(ちかい)にメイソン
スコットランド民謡や讃美歌などの話をして
明日はモーツアルト作曲の「春への憧れ」が「明治唱歌」では「上野の岡」となって
現在では「五月の歌」に。そして「早春賦」との比較へと進む。

それから「幼年唱歌」へ。
その後瀧廉太郎へと進みます。
プリントを作り終わって入浴する。

浴槽に入ってからなんとなく「荒城の月」や「花」
「箱根八里」などの歌をそっと歌ってみる。
これらの曲は歌詞がバッチリ頭に入っているのだ。

小学校2年か3年の頃、先生に教えていただいたこれらの曲。
例えば「めぐる盃」などは「めぐるさ かずき」だと思っていたし
「ちよのま つがえ」だと思って、意味もわからないけれど
とにかく素晴らしい吸収力でみんなで覚えて歌った。
特に「箱根八里」はもっと意味がわからないけれど
その軽快で明るい旋律とリズムですぐにおぼえたものだ。

大人になってみると、意味を知ることができたり
そこで言葉を切ってはダメなのよね、ということもわかってくる。
子供の頃に覚えたことはとても心にも頭にも入っていて
自分でも驚くことがある。

それに対して
今から覚えよう、と思うことはなかなか難しくなってきている。
あの頃の力が戻ってきてほしいな、と思うこともあるけれど
歌詞の味わいがわかる大人になった今の自分も捨てがたい。

古く懐かしい歌と一緒に
新しいものも皆さんと歌う。
令和と明治の両方からどんどん勉強していって
今のとても不安定な気持ちを少し和らげてくれたらいいな、と思う。

コロナ後に会えないまま、もう2度と会えないことになってしまった方も多く
一回ごとの会えること、一緒に勉強できることを
すごく大事にしています。
いつまでも一緒に・・・・というわけにはいかない。
今日をとても充実した気分で、そしてちょっと笑って帰ってほしいので
準備頑張っています。

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