マイベストプロ岡山
吉井江里

歌・ピアノの指導や合唱指揮などで音楽の楽しさを伝えるプロ

吉井江里(よしいえり) / 教師

ソット・ヴォーチェ

コラム

鍵盤楽器の音程の確実さと邦楽の楽器の素晴らしさ〜微妙な調整ができる声の魅力へ

2022年3月4日

テーマ:つぶやき

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: ボーカルトレーニングボイストレーニングピアノレッスン

鍵盤楽器のように「誰が抑えても必ずその音が出る」ものと
自分で音や音程を作るものとある、その魅力と声についてちょっと書いてみようと思う。

サブスクリプション(サブスクと略していうことが多いです)やYouTubeなどで曲を探してみる。

同じ曲でも演奏者が違うとアレンジも使用する楽器も違うわけで
色々を聴き比べしている。

例えば今は春の歌をよく聴いていて
・ピアノだけの演奏
・歌
・合唱
・オーケストラ
・バンドと歌
などで聞くことが多いが
東儀秀樹さんの「日本の歌」の音源を見つけてじっと聴いていた。

邦楽の楽器が旋律を奏でているが、ピアノなどと違うのは音の定まり具合。
誰が弾いても同じ音が出る楽器が必要、と伊沢修二とその師のメイソン(メーソン)によって
明治に輸入されたオルガンやピアノなどの「鍵盤楽器」の音と
日本にもっと昔からある楽器ではかなり違う。
その音の少し弾力性のある音の高さがこれまたとても魅力的である。

声もそう考えると、ピチッと音程が定まった歌唱はもちろん理想的な歌唱だが
声や本人の個性によって
わずかな違いがあるのも素敵かもしれない。

ソルフェージュのことを考えるとキチッと歌いたい。
合唱でも響きは揃えたい。
でも、合唱もあまりにも響きが揃いすぎるよりも
ひょっとしたら(好みもあります)声が違うから
顔がみんな違うように、声の色の違いを重ねたような
そういう声の響きやハーモニーも好きだ。

今日は長い間合唱をされている方が個人レッスンを初めて受けに来られた。
私が指導者になって36年。
そのほとんどの期間、月に4〜5回をずっと一緒に合唱で楽しんで過ごされた。
今、「ピアノの伴奏で一人で歌いたい!」という気持ちが大きくなって
勇気を出してきてくださったので
発声をしたりご存知の歌を歌ってもらって、声をしっかり聴いた。
そして、目標などを話し合ってレッスン計画を立てた。
とてもワクワクする。
このワクワクは毎日の重たい気持ちを跳ね除けてくれそうです。
本日のインスタ


レコード 2022 3.3

この記事を書いたプロ

吉井江里

歌・ピアノの指導や合唱指揮などで音楽の楽しさを伝えるプロ

吉井江里(ソット・ヴォーチェ)

Share

関連するコラム

吉井江里プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-4147-4303

 

音を扱う仕事ですので電話に出られる時間は限られており、着信音も消していることが多いです。
メッセージを残していただければ折り返し連絡させていただきます。

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

吉井江里

ソット・ヴォーチェ

担当吉井江里(よしいえり)

地図・アクセス

吉井江里のソーシャルメディア

youtube
YouTube
2024-03-29
rss
吉井江里ブログ
2024-04-29
instagram
Instagram
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ岡山
  3. 岡山のスクール・習い事
  4. 岡山の音楽教室・レッスン
  5. 吉井江里
  6. コラム一覧
  7. 鍵盤楽器の音程の確実さと邦楽の楽器の素晴らしさ〜微妙な調整ができる声の魅力へ

© My Best Pro