3 言葉を増やし正しく使う
「責めない」とは、相手が目の前にいる人であれ、話題の中の知人あれ、見知らぬ人であれ、これらの人を、誰も責めないという姿勢・態度を言います。
責める行為は、たとえ正しいと信じた基準からであれ、責めるあなた自身の平常心を失わせ、心を汚し、かつ、低めてしまうものです。
しかも、後で自分の認識が誤っていたと気づくこともあり、取り返しのつかない溝をつくることも起こりえます。
どうしても責めたくなったら、一日黙って過ごし、翌日冷静にその感情が残っているかどうかを確かめることが重要です。
1日を間に置くことで、多くの場合責める思いは薄らぎます。
責めることは容易ですが、「責めない」ことには知恵と努力と忍耐が要ります。
自分の偉さ・優秀さを証明するため、他の人の優秀でない様を例に引くことも、「責める」ことになりますので、このような行為を含めて「人を責めない」ことは大切にしたいものです。



