24 荒れ野の40年
1.赤毛のアンの言葉
ルーシー・M・モンゴメリが書いた小説『赤毛のアン』(村岡花子訳、講談社 1970)の中に、小学生のアンも「簡潔な分かりやすい言葉のほうがよほどいいことが分かってきたわ」と先生に答える場面があります。
2.エレベーターピッチ
アメリカのシリコンバレーが発祥とされている言葉に、「エレベーターピッチ」というものがあります。この言葉は、エレベーターに乗っているくらいの短い時間で、自分自身や自社のビジネスなどについてプレゼン(表現)する手法をいう言葉です。
3.寸鉄人を刺す
日本にも昔から「寸鉄人を刺す」という言葉があります。寸鉄とは鋭利な短刀のことで、転じて人の急所を突く警句 、その他短いが効果のある言葉をいいます。
4.妙を得た表現が可能になる
故事成語 など、人口に膾炙してきた短い言葉は、実に妙を得た表現を可能にしてくれます。
5.30 秒間スピーチ
2020 年から始まったとされるMrs & Mr of the Year という名の全国的な運動があります。出場者がウオーキング(歩行)と30 秒間スピーチで、内面的かつ外面的な自己の美しさを表現する運動です。この運動における30 秒間スピーチは、観る者、聴く者を納得させるに十分な内容があります(コラム65 参照)。
6.言葉を大切にし、さらに錬磨すること
これは、ビジネスパーソンには必須 のこととと思います。
(これは新著「大切にしたいもの 言葉とロータリーと生き方」に書いたもの(平均1000文字)を300文字程度に簡略化したものです。詳しくは、新著をご覧ください。)



