コラム17 労(いたわ)り
初めに言葉があった。
言葉は神と共にあった。
言葉は神であった。
万物は言葉によって成った。
成ったもので、言葉によらなかったものは何一つなかった。
言葉の内には命があった。
命は人間を照らす光であった。
光は暗(くら)闇(やみ)の中で輝いている。
暗闇は光に勝てなかった。
(新約聖書ヨハネによる福音書 1章1~5節より)
私たちは、そのような言葉を託(たく)された者なのです。
命であり、光であるものを、託された者なのです。
言葉は、最も大切にしたいものの一つなのです。