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2021/05/12 新著予告1 題名とはしがき

菊池捷男

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テーマ:菊池捷男のガバナー日記

2021/05/12 新著予告1 題名とはしがき

私は、ここまで、菊池捷男のガバナー日記を書き続けてきた。そこで、私はここから学んだことを、書籍にしようと考えた。
題名は「~ 書くことは、学ぶこと 学ぶことは、伸びること ~」にしたい。

「はしがき」には、次のことを書きたい。
すなわち、ガバナーエレクト時代の2020年1月に、アメリカのサンディエゴで開かれた国際協議会に行ったはいいが、太田道灌の心緒と同じく、わが心緒も乱れて糸のごとくなってしまったこと、であるから私がガバナーになった2020年7月1日時点で、私は、呉下の阿蒙であったこと、しかし、私は、これまでの人生、書くことで学ぶことが多かったので、その日から1年間、ガバナー日記をつけようと思ったこと、そして、今日まで日記をつけた結果、学ぶことは伸びることであることが分かったこと、そう分かったとき、私は、アレキサンドル・デュマの、次の言葉を思い出したこと、

すなわち、「人は、物知り と学者 に分けることができる。
物知りは、記憶がよいというだけのことだが、学者は、深い学殖をもった者だ。
そして、人に深い学殖があれば、その学殖を明瞭な原理に 帰納して、わかりやすく人生の進むべき航路を照らす光にできる。」という言葉だ。
そこで、私は、私のガバナー日記のあちこちに書いた記事を、明瞭な原理の下に集め、わかりやすく説明できる文章にしたいと考えたのだ。
しかし、そのような哲学書的な本など、この私に書けるわけはない。
それでも、せっかく書いてきた日記だ。
この中から、私が特に訴えたい三つのことだけは、整理して書き残しておきたいと思った。
それは、第一が、現在を生きる日本人、これから日本を造っていく若いひとたちにとって、極めて重要だと思われる識字力(国語力)についてだ。
第二に、現在の普遍的 価値観にまで高められた多様性についてだ。
第三には、現在、ロータリーが力を入れてきている奉仕 についてだ。
この三章の具体的な 中味は、明日以降、考えることとする。

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