2021/06/19 指名委員会の委員長に、監査委員の選任の責任があるか?
2021/05/10 スマート 2
昨日は、イソ弁が 書面による、丁重かつ丁寧な説明(エビデンスに基づく)を習慣化してきていることを書いたが、彼らの、訴訟になった事件の解決に向ける行為にも、なみなみならぬ努力の跡がうかがえる。
たとえば、証人尋問である。
これはまだ全弁護士がそうだとはいえないが、証人尋問のやりかたが、私が舌を巻くほどの力をつけてきている者がいるのだ。
証人尋問が、驚くほどうまくなったということは、
①記録を精査していること、
②紛争の実態を把握したうえで、細かい事実関係の詳細をメモにして手元に持ち、かつ、記憶していること(相手方証人の証言に間違いがあれば、すぐに分かるほど)、
③その事案に適用する法律の解釈基準が、判例などで支持されていること、
④その法律解釈でもってする判断プロセスが、裁判官にわかるような筋道を追った証人尋問をすること(裁判官が思わず身を乗り出して聴いてくれるほど)
などを身に付けてきているということだ。