2020/07/15 15:21 ガバナーとは何者かを知れ
2021/02/13 「こと」と「事」の違い
ロータリアンは、文章を書く機会が多い。
その場合、漢字で書くか仮名で書くか迷うことは多いと思われる。
そのような迷いの一つに、「こと」と書くか「事」と書くかの迷いがある。
「こと」と発音する名詞を全て「事」と書くと、文章における漢字の占有率を高くし、文章全体を黒いものにしてしまい、美しくなくなる。
そこで、「事」と書くか「こと」と書くかの基準をここで書いておきたい。
すなわち、
「事」は具体的な出来事を意味する実質名詞なので、漢字で書く。
例えば、「良い事があった」「本当の事」、「考え事」などだ。
しかし、出来事の意味のないものについては「事」と書かず、「こと」と書く。
例えば、「私こと何のタレベエですが・・・」や「もう少し考えることだ」や「彼のことだ」というような場合だ。
2021/02/14 「決戦の火蓋が切られます」に直った
先日(2021/02/08の日記「火蓋は切る(点火する)だけ 蓋を落としてはならない」で取り上げたビデオ映像というのは、年に一回開かれる漫才の競演番組で、「M-1グランプリ2001年」などであり、ここでは「戦いの火蓋が切って落とされた」など間違った言葉遣いがなされていることを指摘した。
そして、本日は、その続きものの一つである「M-1グランプリ2016年」)のプライムビデオ映像を観戦した。
私は、ここでも、また、司会者から「戦いの火蓋が切って落とされる」など、間違った言葉遣いがなされるのかと思っていたところ、この年の競演では、女性の司会者から「いよいよ決戦の火蓋が切られます」に直されていた。
この番組は、実に面白い番組であり、多くの漫才ファンも、この番組(テレビ番組やそれを録画したビデオ番組など)を視聴していると思われるので、そのファンの誰かから、過去の言葉遣いの間違いを指摘され、この年から、正しい使い方に直されたものと想像する。
不思議なことに、この年のビデオ(2016年)は「決戦の火蓋が切られます」であったので、この番組がますます好きになった。